統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

ごろごろの日

こんにちは。

 

今日は朝から「ず〜っと布団にいたいなあ」と思ったので、今までパジャマでごろごろしていました。昨日耳鼻科に行って疲れたのかな。

前は動けない日があると、調子が悪いんだ…と落ち込んでいましたが、カウンセラーさんに何度も教えてもらったおかげで、疲れてるだけなんだということが分かるようになりました。

 

ごろごろのお供はスマホゲームのヘイデイと、ラジオのサンデーナイトドリーマーです。今週はふかわさんがゲストでめちゃめちゃおもしろいです。

ラジオは聴いていると30分くらいで眠れるので、タイマーをかけて聴いています。このラジオには入院中もすごく助けられました。サンデーナイトドリーマーを聴くと眠れる!というジンクスが自分の中にあるのです。

苦しいときに聴くことが多かったのでそんな記憶もくっついているのですが、それでもラジオを嫌いになることはありませんでした。

ヘイデイは納屋がいっぱいになることと戦い続ける農場ゲームです。

 

今は部屋着に着替えてパソコンでこれを書いています。

仕事をしているみたいで、生きてていいんだと思えます。

カウンセラーさんは週に3回まで!と言っていたけど、私は書きたいだけ書くことにしました。統失友達に「どうして人の言うことを全部聞くの?」と言われたからです。たしかに、自分のやりたいことをやってやれるのは自分だけだな。それは今読んでいる小説のメッセージでもあります。

 

主治医に勧められて簡単な本を読んでいます。

昔読んで楽しかった、西加奈子さんの『きりこについて』です。一度読んでいるし、本当に易しい語り口なので、今の私にも読めます。

この本を初めて読んだ頃は、古典や純文学と言われるものにしか触れたことがなかったので、なんてめちゃくちゃな!と思いましたが、とても愉快でした。最近は新しい小説も読むようになっています。

 

カウンセラーさんにがんばってリハビリをしてはいけないと言われましたが、がんばることが楽しくて好きなので困っています。達成感が得られることって素敵じゃないですか?これはいけないことなのかな。

あまりに自分に染み付いたパターンなので、変えることが難しいです。でも病気の原因だと言われたので、悩んでいます。

 

ブログが書けたので、夕方の家事の時間にうつります。こうしてパソコンに向かえると、ごろごろの今日もいい日だった気がします。

 

きりこについて (角川文庫)

きりこについて (角川文庫)

  • 作者:西 加奈子
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: 文庫
 

 「ぶす」のきりこちゃんと飼い猫のラムセス2世のすらすら読めて勇気が出るお話です。よかったらあなたの暇つぶしにも。