統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

動物病院の記

こんにちは。

すこし寒くなってきましたね。今週は初冬並みの気温になるそうです。みなさまお気をつけください。

 

今日は動物病院に行ってきました。うちの猫が血尿をしたのです。

ここ2週間ほど、トイレがはみ出してしまうことが続いていたのですが、おかげで砂に吸収されず色が見えて、血尿だと分かりました。何か具合が悪かったからトイレを失敗していたんですね。

 

病院へ連れて行こうとすると何かを察知したのかちゅーるを見せても高いところから降りて来ず、キャリーに入れるのに苦労しました。ぬるぬると抜け出すので、キャリーを縦にして重力でするんと入れました。

キャリーに入ると大人しくなります。

 

親がかかりつけの病院を変えていたので、今日の病院に行くのは初めてでした。

病院に着くと脇腹に長い怪我をした犬がすぐそこの台で点滴をされていて、これから手術のようでした。他にも何組か待っていて、随分時間がかかりそうでした。

怪我の犬の飼い主さんが看護師さんや先生と世間話を喋りまくっていて、処置台と待合室も全く区切られておらず、雑然とした印象を受けました。

でもうちの猫の持病の皮膚病のようなものはここの注射一本で治るそうなので、今回もじっと待っていました。

 

しばらくして呼ばれて診察台に行くと、猫は緊張してじっとしていました。採尿のために膀胱を押されましたがおしっこが出ず、カテーテルになりました。

いつも注射されるときは借りてきた猫のように大人しいのですが、カテーテルの時はさすがに必死で暴れました。看護師さんの手を咬もうとしたのでバスタオルでくるまれます。

長い長い管を押し込まれる間必死に喚いていて、見ている私が卒倒しそうでした。自分の子どもが治療されるのを見る親御さんはさぞかしつらいんだろうと思います。

 

尿検査をしてもらうとタンパクやpHなどには問題なく、結石もないと言われました。あとは細菌がいるかどうか培養してみるそうで、後日結果を連絡してくれるとのことです。

抗生物質の注射を一本打たれました。

いつもの口内炎は大丈夫そうだねと口を開けて言われましたが、いつもの炎症は鼻なので、ちょっと不安になりました。

 

血尿の原因や、これからどうなるかなど全く説明してもらえず、気になって後から尋ねました。

自分でもいろいろと調べた結果、たぶん細菌性の膀胱炎が疑われていて、細菌が出なければ器質性の疾患を調べるためにエコーをする、ということが分かりました。

親は、説明なんて全くしないのが昔ながらの田舎の医者なんだと言っていました。先生の態度から大したことがないのが分かると。

 

猫は診察が終わると急いでキャリーに逃げ込みました。

家に帰ってちゅーるをやると喜んで食べましたが、あとは私を警戒していて、延々と怒りの毛繕いをしていました。

 

私もカテーテルを見たショックで不安な気持ちの午後でした。エコーを撮る時は鎮静をかけるそうで、細菌のせいであることを祈ります。

ちょっと遅れたけど、猫の不調に気付いてやれてよかったなあと思いました。

 

今日は6000円かかって、それを聞いた祖母が猫なんか捨てなさいと言いました。

無職でペットを飼っているのは肩身が狭いです。