統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

母の学会発表に嫉妬ッ

こんにちは。

どんどん寒くなりますね。

地元はずっといい天気で、できるだけ祖母を連れて散歩してます。

昔は歩くのが速すぎて追いかけていたのに、今は待ってあげないといけなくて、月日の流れを感じます。

 

 

今日は母が学会発表デビューです。今頃がんばってるのかな。

母は中学校の先生で、指導主事だかなんだかになって図書館に出向して、子どもの読書推進に取り組んでいます。

今回は昨年度文科省から予算を取って行ったプログラムの成果発表です。

長年教師をしてきたせいか、人前で話すのはへいちゃらみたいです。

 

母親ががんばっているのはうれしいのですが、私にはとてもあんなことはできないなと落ち込む気持ちもあります。

まだ正式な学会で発表したことがなくて、なんなら所属する学会も決まっていなくて、ないないだらけです。

あと5年で学会発表もして博論も書いてなんてできるのかな…。

周りのみんなは結構何年もかけて博論を書いているので、まっさらな状態から5年しかないと思うとかなり崖っぷちな気がします。

うちの学科は博論提出資格に論文何本とかはないのですが、やっぱり業績を作りたい…!

 

落ち込んでいたらSさんが、きっとお母さんはあんさんの未来の姿ですよと励ましてくれました。

 

 

なんでこんな病気になって、なんで研究ができないのか、考えるとぐるぐるループしてしまいます。

親は早く弱虫を治せとか、小さい頃から手のかかる子だったとか言います。

これは病気じゃなくて私の欠点なんでしょうか。

 

人生うまく行かなすぎだろうと思います。

まず自分が落伍者であることを受け入れろと言う人もいます。

落伍者……たしかにそうです。でも病気になるまでは元気で明るく、いつも笑っているねと言われる奴でした。

それが一転して10年の沈没…。本当につらいです。

10年間にうれしいとか楽しいとかも探せばあったんでしょうが、やっぱりつらさがいちばん大きいです。

 

失った時を嘆いても仕方がありません。

今から少しでも良くなって、少しでも楽しい毎日に近づけるように、がんば…ってはいけないと医者に言われていますが、なんとかやっていきたいです。