統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

アクティブレストとマインドフルネスで緊張をやっつける

こんばんは。

いいねをくださったり読者になってくださったりする方、本当にありがとうございます!

無理せず毎日書くことがいちばんの目標のブログなので、内容は日記みたいなものになってしまいますが、読んでいただけてとてもうれしいです。

 

今日は昨日の疲れが残っているのを感じました。

でも母が休みで妹も帰ってきているし、プレゼントしたパソコンのセットアップも早くしてほしいと言われたので、薬を飲んで寝ることはできませんでした。

 

なんやかんやして16時。夕飯の手伝いもあるので、もう薬で寝るには遅すぎる時間です。

布団には入ってみましたが、疲れと興奮で眠れそうにありませんでした。と言うか薬無しで休めることってほとんどないんです。

だらだらとスマホを見ていたのですが、せっかくなので上手な休み方を調べることにしました。

 

ひとつの柱は「アクティブレスト」だと思います。

精神的に疲れている時、寝ているよりも体を動かすことで脳の疲れが取れるという考え方。(すごくざっくりです。)

仕事終わりにはジョギングせよ!と書いてあるサイトもありました。

これはいいと思ったのですが、あいにくの雨で、散歩に行くことはできませんでした。

 

そこで思い出したのは、大学の研修で知った「マインドフルネス」です。これがもうひとつの柱かなと思います。

私がいちばん気に入っているのはボディスキャンです。

style.nikkei.com

習ったやり方とはちょっと違うのですが、このページにやり方が分かりやすく図解されています。

深呼吸をしながら頭から足まで意識を向けていきます。私は寝転んでやる方法を習ったので布団でやりました。

あまり時間もかかりませんし、一通り身体を意識するとちょっと緊張が和らぎました。

 

それで少し落ち着いたので、似たことをもっとやってみようと思いました。

ボディスキャンより簡単な、呼吸瞑想をしました。

鼻を通る空気や膨らむお腹に意識を向けながら、呼吸を数えるのです。そして浮かんでくる考えをひとつずつ手放します。ああ、こんな考えが浮かんだな、と観察して、また呼吸に意識を向ければ良いようです。

大阪の精神科の先生が、「深呼吸をしろ。すぐに落ち着くわけはない、100回はしなさい。」と言っていたので、50まで数えてみました。

呼吸を数えるのは簡単で、さらに気持ちが落ち着きました。

 

それから、カウンセラーさんにちょっと習った自律訓練法もやってみました。

腕が重くなると、腕が温かくなる、をやって、解除の動きもしました。

 

そんなことをやっているとだんだんとリラックスしてきて、いつのまにか横を向いてうとうとする体勢になれました。

薬を使わないでここまでリラックスできるのか、と、ちょっと自信になりました。今日の収穫です。

(うとうとしていたら祖母がそろりと部屋に入ってきて、寝ているのかどうか顔を覗き込んできたので目覚めました。妖怪かな?)

 

他にも気功の教室で習ったいろいろなリラックス法(軟酥の法や小周天など)、本で知った呼吸法(正心調息法)、ストレッチの真向法など、ちょこちょこかじっているので、休みたい時に試せることはいろいろあることを思い出しました。

藁にも縋る思いであれこれやってきているなあ。

 

気持ちがつらいと苦しくて何もできないのですが、そんな時にいちばん簡単なのは100回深呼吸かなと思います。

飛行機で苦しくなった時にがんばって100数えたら楽になった経験もあります。

100回深呼吸と呼吸瞑想をなんとなく組み合わせてやるのが簡単かもしれません。

 

統合失調症になった時、最初に苦しんだ症状は、強くて持続する緊張と、それからくる不眠でした。

緊張には理由はありません。ただ追われているような怖さがあって縮こまっていました。

だから自分の中では「緊張」は病気の大元にあるものだと感じています。

いろいろなリラックス法を使えるようになって、日常生活でも緊張を減らしていけたらいいなとおもいます。