統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

息継ぎの日

こんばんは。

祖母がうろうろしていてちょっと書く気分になりにくいけど、テイラー・スウィフトのevermoreを聴きながらやってみよー!

 

今日は東京の主治医と電話の日でした。昨日地元の病院であったことを報告しました。

調子がいいけど、これが波で、またどーんと落ちるってことはあるんでしょうかと聞いてみました。そうしたら、とりあえずこれくらい良くなれるっていうことを覚えてくださいと言われました。あとはセーブしながら気をつけて過ごすことだと。

たしかに、調子が悪くなると良かった時のことを忘れます。もしまた落ちても、これくらい元気になることもあるんだということを思い出したいです。

 

午後はなんと、薬を飲まずに1時間ほど昼寝ができました!

この嬉しさを、元気な人には分かってもらえないのです。家族に言っても笑われるだけで。

薬なしで、眠りに落ちられるほどリラックスできたんだ…!ということのすごさを誰か分かってほしい(笑)

薬で強制終了するのと、自然に眠るのとでは気持ちよさが違う気がします。

今日は特別疲れていたから眠れたっていうのもありますが、疲れて落ち込んで寝られない時もあるし、やっぱりすごかったと思います。

 

ここ1〜2週間くらいは、ずっと苦しめられていた「時間を過ごせない」という感覚もほとんどありません。穏やかな心で時計を眺められます。

ブログを始めてから順調に元気になっていますが、ここまで10年ありましたからね!本当につらい毎日でした。

出口が見えなくて、ずっとこんな日々が続くんだと思っていましたが、2週間とはいえそれは途切れました。10年で経験したことがないほど落ち着いています。

もしまた不調になっても、元気があった時のことを思い出して、絶望しないようにしたいです。

 

苦しみの毎日で、今回ほどではなくても、ちょっと心が楽になる日は貴重な息継ぎです。また潜水することになるのですが、幸い今まで窒息することなく生きてきています。

あまりに苦しいので、これを終わらせるために死のう、と思ったことも数え切れませんが、ぎりぎり死なない程度の助けがあったんだと思います。生殺しって感じもしましたが。

何年も前に自殺未遂をした時も、なぜか助かってしまい、あの時死んでおけばこんな苦しみを舐めることもなかったのに、と何度も思いましたし、今でもあの時死ななくてよかったとはまだ思えませんが、とにかく生きています。

 

今日も1日生きました。

父が出しっぱなしにしていたスコップをしまいに畑の倉庫に行ったら、亡くなった祖父の気配が倉庫中に満ちていました。

祖父は死んで、私は生きています。生きてたって何もしないけど。

生きてるってなんなんだろうなあ。