統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

A Day in the Life

こんばんは。

今日は誕生日でした。いつもと変わらないような、特別なような、よく分からない日です。

 

お祝いは昨日してもらって、今日は静かな1日を過ごしています。

昼食は味噌汁と煮魚だったのですが、カウンセラーさんから電話があって祖母に先に食べてもらっていたら、30分の間に私の分まであらかた食べてしまっていました。

お腹が減っていたのかな。自由な祖母です。

 

カウンセラーさんは、今度こそ力をセーブする方法を身につけましょうと言っていました。今まで少し良くなっては活動して、また不調になっていたからと。

うつ病などでも、できる日に目一杯やって、だめな日は寝込んで、という波ができてしまって、そこから抜け出せない人が多いのだそうです。

それをフラットにできれば自信になりますよ、と言われました。

セーブしている時にどうやって休むのか分からないのだけど、と聞いたら、ゆっくりお茶を淹れて飲んだり、ぶらぶら散歩したり、公園でラジオを聴いたりするといいと教えてくれました。

今まで無理に布団で休もうとしていましたが、それはやめることにしました。きっともう、布団にいなくても大丈夫。

 

午後はどうせ暇なので、ヨガのゆるゆるなクラスに行ってきました。疲れないで軽く体を動かすことができてよかったです。

岩盤ヨガのように汗をかかないので物足りない感じもしますが、楽なくらいでたくさん通えるといいなと思います。

 

33歳をどうしたいかも考えてみました。

あんまり素晴らしいことが起こる気はせず、また元気だったり苦しかったりしながら暮らしていくんだろうなと感じます。

そんな中で、もっと自分が幸せを感じることを許してやりたいなと思いました。元気なら元気を噛み締めて、つらい時は吐き出して、できるだけ毎日の幸せを拾えるようになりたいです。

今までは節目の度に、今度こそ全てが良くなる、と期待していましたが、今日はちょっと弱気な誕生日です。

 

こんな私にも、おめでとうメッセージをくれる友達がいます。

この間入学祝いを送った友達は、誕生日プレゼントまで送ってくれました。この歳になっても、ささやかなプレゼントをもらえるだけで気持ちが浮き立ちます。

大事な人たちを大事にしながら、ちょっとだけ気持ちが明るくなることを探して生きていきたいです。

そして私も周りの人たちにできるだけの幸せをあげたいなと思います。

 

フランシスコ教皇が、花は自分のために香らない、人のために生きることが自然なのだと言っていました。自分の将来だけを考えたら暗くなりますが、周りの人に何ができるかを考えたら、明るい気持ちになれるなと思いました。

今年はもらうことより与えることを考えて暮らしてみようかな。

これからもよろしくお願いします。