統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

カウンセリングで「がんばる」に水を差される

こんにちは。

今日はすごく出かけたかったけど、雨だし電話があって無理でした。何か新しいものが見たいし聞きたいです。インプットする元気が出てきたのかな。

 

その電話でカウンセラーさんと話しましたが、またがんばる気持ちに水を差されました。

この1年で病気と上手く付き合えるようになって、やりたいことができるだけ回復したいと言ったら、治そうとがんばって病気が良くなるわけではないと言われました。

むしろ今の自分を受け入れるところから回復が始まるのだそうです。

たしかにがんばって治そうと思うってことは、今の状態を否定していることになりますね。

何もできないけど、今の自分がオッケー、と思えということでしょうか。

それも難しいけど、今がダメだから良くしよう、と思うことは治療には逆効果なのだそうです。

 

博論のことや大学のことを考えるのも今年は禁止と言われました。

私も今年博論のことを考えるつもりはなくて、心身と向き合って健康を取り戻していきたいと思っていると言ったらそれはいいことだと言われました。

でもそれは治療をがんばることではないみたいです。

 

いつか博論をやるとしても、それをやること自体を楽しめる感覚を身につけないといけないと言われました。

それを聞いて、他のこともそうなのかなと思いました。

散歩もヨガも治療のためにするのではなくて、楽しいからする、という風になるといいんだろうな。

 

とにかく気が向いたことしかしてはいけないと言われました。

 

あとは、母親が退職して生活の変化があったことが心配だと言われました。

自分のペースと自分の時間をを守ること。例えば、母親に誘われても本当に外出したいか自分で考えて決めないといけないと。

早く良くなってほしいという両親の期待を感じるだろうけど、それに応えようとしないようにとも言われました。

明日から3日間母がいないので、ちょっとほっとする気持ちと、心細い気持ちと、両方あります。肯定的に捉えて、自分のペースを取り戻す期間にしたいと思います。

 

病気を良くしようとがんばってはいけないと言われて、せっかくやる気が出ていたのに振り出しに戻りました。

でも現状を肯定して、楽しいことだけをしていくのがいいのだということは納得しました。

先に進むのを急がず、毎日を楽しむことを心がけたいと思います。

それも「治すため」なのですが。

 

考えるとややこしくなってきます。

今の自分を肯定することを気をつけてみます。