統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

I'm on the right track, baby, I was born this way.

こんにちは。

今日も調子が悪くて、日課の洗濯を母親に代わってもらいました。そうしたらたまたま洗濯物にティッシュが入っていたみたいで、代わってもらってラッキーでした。

全部やめて休んでいると、少し快方に向かってきた感じがします。

 

カウンセラーさんと電話の日でした。

いつも通りのことをいろいろと言ってもらって、電話を切った後にふと気がつきました。

 

カウンセラーさんは「今の自分を受け入れろ」ということと、「今までの生き方を変えろ」ということをいつも言います。

二つは矛盾しているし(今の自分を肯定した上で変わっていけということなんでしょうが)、私は今までネガティブなメッセージとして受け取ってきたと気づきました。

受け入れろということは、受け入れ難いものを受け入れろということで、現状を悪いものとしているし、

今までの生き方を変えろということは今までの生き方を否定しています(と私は受け取っていました)。

今の自分を受け入れろと言われながら、今の自分を否定し、病気になるまでの生き方を否定するメッセージを受け取っていたと思います。

カウンセラーさんの意図とは違った受け取り方だとは思いますが、私はこの言葉によって今までの自分の生き方に誇りを持つことを阻害されていました。

そのことに気づいて、私は今のままで完璧だ、と思った時に久しぶりに涙が出てきました。

真面目で一生懸命なのはどう考えたって長所で、大切な私の一部であるはずです。

 

私の態度も良くなかったと思います。

苦しいのが怖いのと、早く生産性を上げたいのとで、カウンセラーさんとお医者さんにべったり頼りきっていました。

困ったことが起きたら、私の何がいけないんでしょう、と。

でも他人に生き方を変えろとか、なんの資格で言えるでしょう。

私は神様がこうお造りになったのです。

今まで私は健康と生産性の奴隷になっていました。

私はこう生まれついて、一生懸命やってきたし、それで病気になるのなら病気でかまわないと思いました。

 

もちろん医療を拒否するわけではありません。

このことを咀嚼した上で、やっぱり変えるべきところは変えていくかも知れないし、自然に変わっていくかも知れません。

でも何より私は私らしく生きようと思ったのでした。