統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

留守番、家族のこと

こんばんは。

 

両親が離れた市の美術館に出かけて、祖母と留守番していました。

祖母に昼ごはんを食べさせて、今日は誰もいないよと言ったら、15時くらいまでリビングでテレビを見て寛いでいました。なんだか嬉しかったです。

私はゲームをしたり、本を読んだりして自分の部屋で過ごしました。

辻村深月さんの『かがみの孤城』を読み始めて、中学生の時のことを思い出して、こんなにリアルに描けてすごいなあと思っています。セッティングもおもしろくて、無理しなくても読めそうです。

 

 

14時半に東京の主治医から電話がありました。

自分ばっかり話す人だけど、怖い人じゃないんだなと感じます。

睡眠がいちばん大事で、あとは楽しいと思えることをする時間を増やしていきましょうと言っていました。

運動はとてもいいけど、体力作りのためにやらなきゃ、とか思わないこと、だそうです。

疲れるのは悪いことではないと言われました。私は疲れると調子を崩すので疲れるのは怖いのですが、ちゃんと休めば大丈夫みたいです。寝込むのもOKみたい。

 

指導教官に秋くらいに話そうと言われたことも報告しました。

私はいきなり研究の話とかできないから、秋より前に軽く会っておきたいと言ったら、7月中を目標にしましょうとさくっと言われました。

7月中に研究の日程について話し合って、秋に研究の中身について話したらいいと。

何を聞いてもすぐ答えが返ってくる先生です。

カウンセラーさんと、前の主治医は、とにかく研究に近づくな!という感じだったので、こんなにさくさく日程を決められてびっくりしました。

でもこっちの方がなんかいいかも。

ずっと脅かされていたら、ますます研究がお化けみたいになってしまうから。

もしかしたら失敗するかもしれないけど、指導教官に会ってみようかなと思いました。

 

 

母親がヨガに行けヨガに行けとうるさいのがちょっと困ります。

私が好きだからできるだけ行かせてやろうと思っていて、プレッシャーをかけているつもりはないのでしょうが。

万全の体調でないと行くのは厳しいので、一々今日は行かないと説明するのが面倒です。

明日も、父親が出かける日なのに、私のヨガのクラスに間に合うように(車が使えるように)帰ってこいと勝手に言っていました。

何も気にせず出かけてほしいのになあ。

 

明日から5日間くらい母親は実家に帰ります。

心細くもありますが、母親がいないと大抵リラックスできて元気になって、ヨガにも通えるのです。

家事とかやらないといけないことは増えるけど、今回ものびのびできるといいな。

前回母がいなかったときは3日連続パスタでした。

母が仕事を辞めてから、母の作ってくれる栄養バランスの取れた夕飯だったから、パスタ続きがなんだか嬉しく感じました。

母親にはとても感謝しているのですが、大雑把でとことん健康で、分かり合えないところは多々あります。

父親は父親で繊細すぎて空気の読み合いになることもありますが。

 

でも本当にうちは幸せな家族だと思います。

娘は病気で、親は呆けていますが、みんな仲良しだからです。

言おうと思えばうちの親は毒親だったとも言えます。憎んだこともありました。

だけど大人になって、変な人たちだけど、とても善良な人たちだなと思うようになりました。

心は通じ合わないけど、お互いに大切にし合って、これからもやっていけたらいいなと思います。