統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

ネッ友と音信不通、かがみの孤城読了(ネタバレないと思います)

こんばんは。

 

2年くらい毎日LINEしていた統失仲間のRさんから連絡がなくなって5日目。今日は誕生日なのでさすがに心配になってきました。

最後のLINEは、土日旅行に行くから楽しみ、という内容でした。

閉鎖病棟に入院するような体調ではなかったと思うし、自死を考えるような話も一度も聞いたことがないのですが、病気が病気なだけにやっぱり不安になります。

既読とか未読とか気にしたことがなかったのですが、既読だけでもついてくれればと思います。

旅行で疲れてたとか、スマホが壊れてたとか、あるいはもう連絡したくなくなったとか、そういうことだったらいいなと思います。

なんだかもう二度と話せないような気がして、心がざわざわします。

その子が作った新曲が、予定通り今日配信されていたのがなんだかさみしいです。

今までの最高の出来と言っていた通り、作り込まれたいい曲でした。感想が伝えられたらな。

 

 

ずっと開きっぱなしにしていた欲しい服のタブをやっと閉じました。

思い切って注文したのです。

ネットで服を買うのは初めてだし、ちょっと高いのですが、買ってやりました。

Rさんが、好きなものに囲まれて暮らす方がいいと言ってくれたのを思い出しました。

ZOZOTOWNで頼んだら、送料が安くて驚きました。

ジムマスターの、虹色のカエルがたくさん描かれたTシャツ、たくさん着よう。

 

 

かがみの孤城』を読み終わりました。

とても楽しく読めて、辻村さんに感謝です。ラストが、本当に読者サービスしてくれる人だなあって感じで、入院中に助けてもらった『スロウハイツの神様』を思い出しました。あの時は随分荒削りでしたが、今作は辻村さんらしいまま洗練されています。他の作品も読もうと思いました。

考えてみると変なところもあるのですが、面白い仕掛けがたくさんあって、よく思いつくなと感心します。いちばん大きな仕掛けは序盤から気づいてしまったのですが、それでも十分楽しめました。

設定はファンタジーでも、学校に行けない主人公たちの事情はリアルで、思わず心を揺さぶられます。こんなに読者の心を動かす、喉に熱いものをつっかえさせる筆の力はすごいと思います。別に学校に行けなかった経験なんてないのに。こんなものが書けたらなあと羨ましく感じました。

別の時に読んだら、なんだくだらない、と思ったかもしれません。今のタイミングで読めてよかったなと思います。誰にでも薦められる本ではないかもしれないけど、私にとってはとても面白くて、読んでよかったと思える本でした。

 

 

最近は暑いけどがんばって散歩に行っています。

今日もそろそろ出かけようかな。

本当は午前中に陽を浴びるといいらしいんですけど、ちょっと暑すぎますよね。