こんばんは。
梅雨らしい一日です。しとしと雨の音を聞きながら過ごせる贅沢。
金曜日なのでカウンセラーさんと電話ができました。薬を飲むのが嫌になってきた事を中心に話しました。
この薬嫌だなという感覚を大切にする事、症状をどこまで薬でコントロールしたいかしたくないかということを主治医と話し合う事を勧められました。
その上で、やっぱり主治医は私が東京に戻ること、博論を書くことを見据えて、地元にいるうちにしっかり症状を押さえ込もうとしているのだろうということを話してくれました。
少々調子が悪くなってもいいから薬を整理してほしいと思っていたのですが、一人暮らしのため、博論のためと聞くと、もう少し今の薬を試してみようかなという気になりました。
でもそれも、カウンセラーさんが時間をかけて私の薬を飲みたくない気持ちを聞いてから言ってくれたからだと思います。
今の抗不安薬とか副作用止めとか複数の向精神薬とか、絶対減らせると思うんですけど、薬を減らしたいのは主治医も一緒だし、焦らないで我慢していようと思いました。
昨日図書館でこの本を借りました。
簡単に読めただけでなく、とてもいい本だと思いました。
「まず、すき間時間で好きなことをしてみる」ということが目から鱗でした。劇的な変化を求めなくてもいいのです。
そして、好きなことはなんでもつまみ食い。
そうして毎日にわくわくを増やしていくのです。
「がんばらないとできないこと」は「人に任せていいこと」というのも書いてありました。
私の好きなこと(研究)は今は「がんばらないとできないこと」だけど、もうちょっとやってみたいのでこれは保留です。
闇雲に努力をするのはダメで、努力の中に「うふふ」と思えることがあることが大切なのだそうです。
私は今は疲れやすくてのんびり過ごしていますが、休むことのすき間時間に、ちょっとやりたい勉強をやってみようかなと思いました。
自由とは、選択肢が多いこと、とも書いてありました。
好きなことをするからには一生懸命やらないと、という思い込みから自由になれた気がしました。
好きなことを一生懸命やる、気楽にやる、真面目にやる、簡単にやる、適当にやる、ちょっとだけやる、誰かとやる、などたくさんの選択肢を持っておきたいです。
自分の好き嫌いが分からなくなっている状態から、嫌いなことをやめていき、好きなことを増やしていき、最終的には好きなことで人の役に立つところまで、親切にステップが説明してありました。
好きなことばかりしているとじきに虚しくなる、という記述に実感がこもっていると感じました。虚しくなるから人のためを考え始めるのです。
でも嫌いなことを我慢しているままで人の役に立とうとするとさらに我慢してしまうから、好きなことを存分にできるようになってから人の役に立つことを考えることが大切なのだそうです。
全部わかりやすいし、実現可能なやり方で書いてあって、親切な人だと思いました。
ちょっと胡散臭い感じもするけど、この本はいい本なんじゃないかと思います。
また読み返したいです。