統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

リハビリって家でもできるらしいです

こんばんは。

最近また1日が過ごせないと感じていますが、今日もなんとか17時になりました。ブログの時間です。

 

金曜日なのでカウンセラーさんが電話をくれました。

東京の先生がリハビリ、リハビリと言うけど、何をしたらいいか分からないと言ったら、今やっていることが正解だから、先を急がないようにと言われました。

デイケアもいいけど、今はまだ早いそうです。

家で過ごす中でも、1日1回は外に出ようとか、今日はひとつこれをしようとか決めると、同じような負荷がかけられるから、急がなくていいけどやってみるといいと言われました。

このあいだ人と会ってすごく疲れたから、人と会う練習をした方がいいかと思って、と言ったら、やりたいことは研究なんだから、大勢の中でうまくやるスキルは必要ないと言われました。

たしかに病気になる前から、そんなに人と会うことは得意でなかったし、やってもなかった。肩の荷がおりました。

 

また、東京の主治医が言うリハビリは主に体力面のことで、それには好きなことをやる時間を増やすことが有効だと教えてくれました。

たしかに今はごろごろする時間が多いし、集中できなくて好きなことも少ししかできません。

本を読むでも、何か書くでも、ゲームをするでも、一見体力には関係がなさそうだけど、実は体力が必要なことなんだと思います。元気な人は気にならないくらいの体力が。

躁鬱の友達も、できないことじゃなくて、今できることを粛々とやっていくことがいつか大きな変化を生むんだと主治医に言われたと教えてくれました。

 

梅雨ですし、気温差と湿気で体に負担もかかっているそうです。

カウンセラーさんの診ている人たちの中でも焦りとか不安を訴える人が増えているとか。

みなさまもどうぞお気をつけてお過ごしください。

 

 

もちろん焦るのは良くないけど、焦っているわけじゃなくて、精神科のリハビリについて自分でもっと知りたくて本を探していたら、良さそうなのを見つけました。

 

 

図書館で見つかるのはうつ病の本が多いけど、これは統合失調症がご専門の先生が書いた本です。

『こころの元気+』という雑誌で読んだことのある、リカバリーという概念が詳しく説明されているようで、知りたいと思いました。

何章かはお医者さんや看護師さんなど専門家向けに見えますが、事例もたくさんあるし、当事者が読んで理解できるところもありそうです。

読んでみてよかったらご報告します。