こんばんは。
祖母と母親がデイサービスの見学に行きました。
なかなかいいところが見つかったみたいでよかったです。
祖母は見に行ったことを覚えていないのですが、前はデイサービスの話を出すと表情を固くしていたのに、そこは私も行けるのかねと言い出したので、見てみて気に入ったのかもしれません。
明後日には一日体験に行けるらしく、介護関係の人は仕事が速いなと驚きます。
あとは遠くに住んでいる祖母の娘、叔母さんへの説明です。
叔母さんは元気だった頃の祖母しか見ていないし、電話では祖母が昔通り元気だと自分で言うので、まだデイサービスの必要がわかってもらえていません。
父親も要介護認定が下りたのはショックだったみたいだし、実の子どもって大変なんだろうなと思います。
義理の娘である母親と、孫の私でいろいろなことを進めています。
ここ一年でぐっと認知症が進んだので、少しでも刺激を受けるようにデイサービスを利用することにしました。でも父親は楽観的と言うか、その現実を受け入れ難いみたいです。
私のこともそうです。
私もデイサービスと似たデイケアっていうやつを前の主治医に勧められて、実際行くかもしれないんだよ、と父に言ったら、その主治医にすごく怒っていました。
そして私に、「お前も落ちたもんだな」と言いました。
父親は病気になった私がいろいろな不便を感じていて、対処が必要なことがわからないんだと思います。
カウンセラーさんや主治医も、あなたは元気に見えるから周りの人に分かってもらいにくいだろうと言っていました。
私自身も入院中の作業療法は嫌だったし、それと似たデイケアの活動内容は自分に合わないようだと思いますが、疲れにくいのは困っているし、何か対処が必要だとも思います。
結局この本をざっと読んだのですが、みんな最初はデイケアは(易しすぎて)自分には合わないと思うと言うのだと書いてありました。
当事者向けの本ではなかったので、自分でどうやってリハビリしていけばいいのかは分かりませんでしたが、リカバリーの概念など参考になることはありました。
事例もたくさんあってそこだけ読んでも楽しかったです。
当事者が読むと少し嫌な気分になる箇所もある気がします。
でも恋愛や一人暮らしの支援の必要性を説くなど、これからもっと障害のある人が生きやすくなるために良さそうな方針の本だと思いました。
二人の妹たちは立派にやっているとは言え、我が家も認知症の祖母と精神障害のある私を抱えて大変だなと思います。
トイレも壊れましたしね。