統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

祖母をめぐるいざこざ、巣立ちの予感

こんばんは。

レディグレイをミルクティーで飲んでいます。不思議な味にも慣れてきました。Khai Dreamsに癒されています。

 

昨日から家族はちょっとぎすぎすしています。

昨日の夕方に祖母がまた勝手に昔住んでいた町に行ってしまったのです。本家にお邪魔していて、迎えに行った父は相当文句を言われたそうです。父は昨日夜まで旅行に行っていたので、留守番をしていた私たちが悪いと、今朝もまだ怒っていました。朝のデイサービスへの見送りは最近父に任せているから、それも気に入らないのかな。

母は自分の実家の呆けた両親の世話に行った帰りで疲れていたし、妹も17時まで仕事で疲れていたし、私も最近ずっと祖母の相手をしてさすがに嫌になっていたから、こちらとしては仕方ないじゃんっていう感じです。

普段はみんなで協力して世話しているけど、父が怒り出すと、こちらも誰の母親なんだって気がしてきます。働いているわけでもなくて1日自由なのに自分の時間が大事だと言って夕方祖母の面倒を見ないし、こちらが親切で1回やったことは次から当たり前に私の仕事にされてしまうし、祖母が汚した下着だって父親は絶対に触らず私が洗うのです。まあそういうことを言い出すと、私の東京の家賃を祖母の年金からもらっているくせにって言われて泥試合になるから、喧嘩はしないに越したことないのです。

祖母が呆けているという歴とした問題があるのだから、これくらいのいざこざはあって当たり前と思います。でもまあ年末だし、できるだけ仲良くやっていきたいなと思います。うちは機嫌が悪くなるのは父親だけだからまだ助かります。母に稼いでもらって、祖母に家事と子育てをしてもらって、今まで全部自分の時間で暮らしてきた人なので、なかなかその習慣が変えられないのでしょう。できればそろそろ自覚を持ってほしいなと思います。

 

妹は4月から就職で家を出ます。私も家を出ることを真剣に考えないといけないなと思います。

実家にいれば家事の負担もありますが、何より東京に比べて空気が重いのです。祖母が呆けてしまったことがみんなを暗くしているのですが、子どもがいないのも大きいです。老いていくこんな家族の在り方にもみんなで適応していかないといけないとは思いますが、ここは私のいる所ではないなあとも思います。ひとりでやっていくとか、恋人と小さい新しい家族を作るとか、考えていく時期だなと思います。私までここにいてどんよりしていてはいけないのです。自分の新しい家を持つとか考えたことがなかったけど、ちゃんと考えるようにできているようです。

実家に置いてもらってここまで元気になった恩はもちろん感じているのですが、家にいて家族をサポートするだけが恩返しではないし、私はこれからせっかくの元気を使って伸びていかないといけないと思います。家にいても、すでに家族に支えられる立場から家族を支える立場に変わっています。焦ってはいけないけど、外に出て行って、自分の人生に戻らないといけない時期が近づいている気がします。

ちょうど元気になってきた頃に、こういうことを考える時が来てありがたいと思います。私がお荷物だった頃は祖母が元気で、私を支えてくれていました。家族の形は変わり続けていくのですね。