統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

暇すぎて1年を振り返った30日

こんばんは。

HONNEの隙間から、妹の調子外れのフルートが聞こえてきます。今年も音楽をよく聴いたな〜。

 

午前中はすることがなくて、去年の年末の日記を読み返して過ごし方を探したり、今年を振り返ってみたり、来年をどんな年にしたいか書き出したりしていました。

2021年をどうしたいか、去年も年末に書いていたのを見つけました。内容は主に病気が楽になってほしいということだったのですが、叶うなんて期待していなかったことがほとんど叶っています。特に「時間が経たなくてつらいということから解放されて、1日を安心して過ごせるようになりたい」ということを繰り返し書いていますが、それはしっかり実現しました。何年も苦しんでいたので、まさか今年楽になるとは思っていませんでしたが、いつの間にか時間が足りないくらいになっていました。

来年はさらに進んで、主体的に時間が使えて、時間を大切にできるようになるといいなと思います。今までずっと時計を睨んで時間を嫌って暮らしていたので、仲直りにはそれこそ時間がかかるかもしれません。ゆっくりでいいから、毎日充実しているなと、やりたいことができているなと感じられるようになるとうれしいです。

 

今年は病気がぐっと良くなった年でした。振り返ってみると、やはりしっかりと治療に専念しています。これまでは研究を気にして、ちょっと良くなったら何かしようとして、自分で回復を妨げていたとわかりました。今年はコロナで在学年限が1年延びて、真っ白な1年だったのがよかったです。コロナは良くないんですけどね。

10年も病気していたし、単にここらで治るタイミングだったのかもしれません。でももう人生の3分の1が病気だったので、このまま一生苦しむのだろうと半分は思っていました。まさか楽になるとは。

まだ気は抜けませんが、あの苦しみも終わるんだと思うとびっくりです。同じように苦しんでいる人たちに何か早く終わらせるための方法があれば伝えたいのですが、私はただ時が経つのを待っていただけだったという気がします。もちろんあれこれもがいたのですが、何が役に立ったのやらわかりません。変薬をして合う薬になったことはもちろん関係しています。あとは精神科リハビリの本を読んだりして自己流ですががんばりました。

あまりにすっきりしていて、このまま元気になったことを日々味わっているだけでもう1年くらいすぐ経ってしまいそうです。それでもいいかなと思います。具合が悪い時は、早く博士号を取って働かなきゃと焦っていたのですが、元気になってみると、これ以上何かなくても別にいいんじゃないかと思ってしまいます。

また具合が悪くなることもあるでしょうし、障害も残ってはいるのですが、しつこく書きたいくらい今の健康に感謝しています。

 

去年の今とは何かが違う。来年もいい年になりそうです。