統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

ハッピー大晦日

こんばんは。

今年最後のブログを、アップルルイボスティーを飲みながら書いています。妹が買い忘れたため、近所のスーパーまで今年最後の散歩ができました。清々しい気持ちでした。

 

晦日の今日は朝からとても楽しいです。

 

みんな思い思いに年越しの準備をして、自分の作れるおせちを作ったり、掃除をしたり、餅をついたりしています。私はなぜか餅が手にひっついて丸められない民なので、餅つきは免除です。スーパーまで散歩していい気持ちでした。

お昼はパンの食べ納めということで、31日まで開いているパン屋さんで惣菜パンと甘いパンをたくさん買ってきて、みんなで分けて食べました。孤独のグルメを一挙放送していて、それを漫然と見ているととてもゆったりした気持ちになれます。私の一推しの店、羊香味坊も登場しました。ここは本当においしいので、東京の方はぜひ行ってみてください。

 

午後もみんなは大掃除やおせち作りなどをして過ごしていますが、私はできることはやったので、部屋で願い事手帖の振り返りタイムをとりました。今年はまあたくさんの願い事をして数え切れないくらいですが、そのうち24個が叶っていました。叶ったものに花丸をつけて、来年に向けて新しい願い事も書きました。

あつ森は真ん中の妹に貸しています。まさに家を正月仕様にしてくれているところです。妹がこたつから動かず熱心にゲームをしているので、祖母はその横で眠ったりテレビを見たりしてごきげんです。私がついていてもこうは落ち着かないから、妹には何か人を安心させる力があるのかも。末の妹はせっせと煮〆の野菜を飾り切りしています。

数年前まで、大晦日の主役は祖母でした。台所で指揮を取って、どんどんおせちを拵えていきました。今年はこたつでうとうとしていて、それもまた微笑ましい感じがします。もっと前は祖父もいて、玄関をとりわけ熱心に掃除してくれていました。何をやっても丁寧な人でした。

 

一年が終わって、もう今年は何もしなくてよくて、心配しなくてもよくて、大晦日って最高だなと思います。このままお正月が来なくて、ずっと31日ならいいと思います。一年が始まれば、また新しい出来事や心配事、苦労などと向き合わないといけないから。お正月になればその元気も湧いてくるのかもしれませんけど。

ふと、いつか死ぬのってこういう感じかなと思いました。もうすぐ全部から解放されて、もう目覚めなくてよくて、全部おしまい。実際は未練とかあると思いますが。大晦日って小さく死ぬような感じがすると、子どもの頃から思っていました。一瞬死んで、新しい自分に生まれ変わるのかもしれません。だから年が変わる瞬間はみんなで一緒にいるのかも。お祭り騒ぎでちょっぴりの怖さをごまかして、楽しい年越しをします。

 

みなさま、今年も一年お世話になりました。

読んでくださってありがとうございました。

来年が素晴らしい年になりますように、お祈りしております。