統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

落ち着いている正月2日

こんばんは。

平和な正月2日です。母と末の妹は母方の祖父母の家に行っていて、家では残りの者たちが父方の祖母の面倒を見ています。デイサービスがないのでお風呂に入れてあげたら、幸せいっぱいと喜んでいました。

 

朝は頭が痛かったので、薬を飲んで布団にいました。おかげで本が読めました。

今年いちばんに何を読もうか少し迷ったのですが、去年読みかけにしていた『明治文学遊学案内』の中の鹿島茂さんのエッセイを読みました。同じく古書好きの内田魯庵についてのエッセイでした。古書を漁るのは狩猟本能だからオスにしかないと鹿島さんは書いていたけど、私にもちょっとはあるけどなと思いました。

父親から薦められた本ではなく、自分の読みたい本を読む年の初めはなかなかよかったです。もちろん専門の本を優先して読まないといけませんが、趣味の読書も続けていきたいです。あまり量が読める方ではないのですけど、素直に読みたい本を読んで栄養にしていけたらいいなと思います。

 

昼からは散歩に行ってプリンを買ったり、遅い昼ごはんをだらだらと食べたりして過ごしていました。あとは祖母をお風呂に入れて、家事をして。祖母は演芸番組をとても喜びます。祖父もそうでした。

14時頃に恋人から明けましておめでとうの電話がかかってきました。家族で新しくできたショッピングモールに行っていて、ひとりになれたのでかけてくれたそうです。私の意識が変わっただけかもしれませんが、去年東京で会ってから少し関係が変化してきています。今年はそれぞれ自立した人としてお互いを大切にできそうです。前は悪い意味で遠慮がなかったけど、今は親しき中にも礼儀ありという感じがします。

今年の抱負は仕事を辞めることだそうですが、ショッピングモールを観察して品揃えや陳列などをチェックしていたので、仕事が嫌いなのか好きなのかわかりません。でも去年までは今年の抱負とか聞いても特にないと言っていたので、今年は本当にやる気なのかな?

 

私は今年の抱負はまだ考え中です。ぼんやりとですが、去年に引き続き自分の心に従って、やりたいことをやり、読みたい本を読んで、自分というものを育てていけたらと思います。元気になってみたら、本当に何をするのも自由だからです。

精神面で心配がなく正月を過ごせています。それだけでもこれまでの10年にはなかったことです。病気に振り回されていなくて、自分らしいという気がします。今年はますます自分らしくやっていきたいです。

自分の舵をちゃんと取れている感じがしたら、毎日はとても楽しくなるみたいです。生活を楽しむことも今年の目標です。穏やかに、自分の足で一歩一歩進めることをとても嬉しく思います。