統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

大事な人の心の元気を取り戻すには?、松浦弥太郎さんへの反発

こんばんは。

何か調子が悪いなと思っていたら、自然に2時間も昼寝してしまいました。祖母が帰ってくる時間も忘れてぐっすり。ちゃんと休めている気がします!

 

昨日の夜から、恋人の転職したいという相談に乗っていて、何を提案しても無理と言われるのでいらいらしていました。病気の私からしたら健康というだけで可能性は無限に思えるのですが、今の恋人にはそう思えないみたいです。3年くらいずっと仕事が嫌で、もう何をする気力もないというところまできているので、まずは心を元気にしなきゃいけないのではないかと思います。仕事を辞めないと無理かもしれませんが、仕事を続けながらでも、恋人はもっと自分の心を大事にできると思います。私はそうして元気になってきたから、少しでも役に立てるといいな。

先週の6日に初めての心療内科にも行ったのですが、今の状態は病的なほどではなく、転職すれば解決すると言われて帰ってきました。その転職をする力がないのだけど……。また今週も行くそうなので、何か助けてもらえないか話してみるかもしれません。効かないと思うけど、とストラテラも出されています。転職する気力も、遊ぶ気力もないのは、自分で乗り越えて転職しないといけないのでしょうか。私は自分なりに恋人の心を元気にすることを考えてみます。

 

私も主治医から電話の日で、最近気分が上がらないことを話しました。今からの1週間ゆっくり休んで、また来週話そうと言われました。1週間くらいまとめて休むのが大事みたいです。

病的なほどではないのですが、ちょっと調子が悪くて、9月から感じていた元気はいなくなってしまいました。病気が治ったのかと思って油断していたのかも。でも元気の感覚は覚えているので、またきっと戻ってくると思います。

 

今日も少し本を読みました。

 

 

2巻からは松浦弥太郎さんが全部書いていて、暮らしの知恵というよりはちょっと精神的と言うか、お説教っぽいことが多くなってきてつまらないです。それも生きていく知恵なんでしょうけど。

特に、やりたいことを優先する人はわがままな人だ、という言葉には反発を覚えました。

やりたいことを挙げるのは、とても楽しくて、簡単です。しかし、今やるべきことは何か、と考えるのは簡単ではありません。やるべきことを考えて実行する。それは仕事の基本です。もちろん暮らしにおいてもです。

どんなときでも、やりたいことを優先させてはいけません。それは自分勝手でわがままな考えでしかありません。(102)

なんかこれを読んで、本全体が、立派できちんとしているんだけど、ちまちましててこんな風になりたくないな〜というアドバイスを集めたものに思えてきました。人への心遣い、物への気遣い、全部大切だけど、そんなせせこましいものじゃなくて、もっと楽しいことがないか?と。人にどう思われても少々よくない?と思ってしまいました。もしこれが丁寧な暮らしなのだとしたら、私はそんなものしたくないです。今まで通り、いい加減にのびのびと暮らします。

やりたいことを挙げるのこそ難しくて、やるべきことはすぐわかる。そしてやるべきことだけをやってきたのが私の半生でした。それを10年の病気でやっとやりたいことがわかってきた。そのやりたいことを後回しにするなんて絶対嫌です。しかもやるべきことは性格的にどうせやるし。きっと松浦さんと私はかなり違う人間なのでしょう。他の本にも散見される松浦さんの厳しさ、細やかさも素晴らしいと思いますが、今の私にとってはそれはいらないものかも。

ということで、暮らしのヒントは1までで終了です。のびのび生きてたまには失敗するほうがいい。

 

今日は2時間も昼寝できたし、この調子で休んでいきます。

どうしたら元気になるのかって思うけど、きっと何かしたから早く元気になるとかじゃないのです。しっかり休みながら、時が来るのを待ちます。