統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

ニューヨーク気分を高める、村上開新堂のクッキー

こんばんは。

昨日に引き続き、今日もそろりそろりと回復への道を歩んでおります。ちょっと暇だったけど妹が電話してくれたから気が紛れました。

 

朝は1日が無事に過ごせるか不安でしたが、猫の助けも借りつつなんとか乗り切りました。猫が側に来てくれると心のどこかが満たされます。猫はあまりブログに登場しませんが、いつもその辺にいます。

 

今日はカウンセリングの日でした。

数日調子は悪くなったけど、ずっと元気っていうのは無理だし、原因も自分でわかっているし、妄想も客観視できているし、悪い傾向じゃないと言ってくれました。ただ、「元気で家のことをする」と「病気で寝込む」の二択になったらつらいから、「元気でも自分のペースで過ごす」という練習をしていこうと言われました。

たしかに、妹は実家にいますが、卒論とかインターンとか遊びとかで忙しくしていて、みんなを振り回しながら自由にやっています。私も療養するという仕事をやっているのだから、マイペースでもいいんですね。

あとは、実家にいて、家族の期待に流されすぎないようにと言われました。家族は大きな声では言わないけれど、私がちゃんと博士号をとって大学の先生になることを期待しています。でもまだ研究はしたくないとか、本当はそっちに行きたくないとか、自分の気持ちがあれば汲んでやるようにとカウンセラーさんは言っていました。

父は若い時に大病をして、再発を繰り返したせいもあってずっと家にいます。私もそろそろ元気になってきたけど、このまま何もしないつもりなのかなあという家族の心配を感じます。プレッシャーに感じないように、気分転換をし、できるだけ家から出て暮らしていこうと思います。

 

真ん中の妹と電話したら、ニューヨークに転勤になりそうだけどニューヨークのイメージが何もない、憧れもないと言っていて、早速ふたりで小説を読んだり映画を見たりすることにしました。

メルボルンに行った時に読んだ、小説The Rosie Projectには続編があって、ふたりがニューヨークに移住して子どもを持つという話らしいのですが、子どもにもニューヨークにも興味がなかったので買っていませんでした。これから読んでいこうかなと思います。オーストラリアの作品ですけどね。

 

The Rosie Effect

The Rosie Effect

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あ、今日はいいことがあります。

半年前に注文した、村上開新堂(京都)のクッキー缶が届いたのです。母親にプレゼントするのが楽しみです。

性格の噛み合わない私たち親子ですが、ここまで元気になれたのは常に動じることなく支えてくれている母のおかげだと思うので、少しでも感謝の気持ちが伝わるといいなと思います。

気持ちを込めて贈り物をあげるのは緊張するものなのだなと知りました。