統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

なんでかしらないけど生きなきゃならないと思う

こんばんは。

お腹が空きすぎてチャイを飲んでいます。他にお腹に入れるものがない……自炊しなくても食料は買っておくべきですね。

 

今日は朝から上島竜兵さんの訃報にショックを受けてしまい、いろいろと考えていました。見ず知らずの芸能人が亡くなって悲しいという人の気持ちが初めてわかりました。

最近ずっと、昨晩も有吉さんのラジオ、サンデーナイトドリーマーの新春上島竜兵スペシャルを聞きなおしていたのですが、上島さんって本当に優しくて繊細ないい人なんですよね。有吉さんのお父さん的存在です。有吉さんは今大丈夫か心配です。

特に自死ということがショックで、そこまで追い詰められるまで苦しい毎日を送っていたのかと思うと本当に気の毒です。死んだ方がましだと感じる日々を過ごすのはつらいものです。今はもう苦しくないと思うと少し救われます。ラジオでは、死んだら無に決まってると仰ってましたが、本当にそうだといいと思います。それかみんな天国とかね。

 

個人的な経験ですが、希死念慮は激しい体の痛みみたいなものだと感じています。それで死に追いやられてしまうんだと。

痛ければ痛み止めを飲むように、希死念慮が出たら薬を飲む、これしか逃れる方法はないと思います。薬で意識を飛ばして、起きてまた苦しかったらまた飲んで、そうやって命を繋ぐしかありませんでした。

だから病院に行っていない人が死にたくなったらどうすればいいのかわかりません。

自死が悪いとかいいとか、そんなことはわかりません。

 

とにかく、私は自分の自死をこれからも防いでいこうと思いました。

また死にたいくらいつらいことがあっても、怪我を治すように、体を労わり、お日様を浴び、おいしいものを食べて回復するようにしたいです。

それは死にたい時にはすごく難しいことです。終わった方が楽なのに、無理に延命措置をするのは、痛みもあるし、残酷なことです。でも自分にそれをやっていきたいと思います。

 

昨日の夕飯はその日に水揚げされた初鰹のたたきで、大好きな薬味もたっぷり、疲れ切っていましたがそれを食べると心から幸せを感じました。食べるってすごいポテンシャルあるな、と驚きました。

そんなことを集めていきたいです。運動だってすごいかもしれないし、読書だってすごいかもしれないし、あまり慣れないいろんな遊びだって生きる力をくれるかもしれません。

幸せとか楽しみを集めて、つらさに立ち向かおうとすることは、以前は嫌でした。楽しいことがあったってつらさがなくなるわけじゃないし、楽しみに誤魔化されて延命したくないし。

でも今は、誤魔化しでも何でも、生きるためのお守りを集めておこうと思います。自分の「本当の」気持ちは「死にたい」かもしれないけど、気晴らしでも薬でも何でもいいから誤魔化して、生きようと思います。

 

たしかに私は楽に死ねるものならいつだって死にたいし、幼少期より心の底から生まれなければよかったと思い続けています。生まれさえしなければ、つらいことはひとつもありません。生まれさえしなければ、楽しみが存在することも知りませんから、マイナスはないのです。

それでも生きなきゃいけないのはなんでかわかりませんが、今日は生きなきゃと思いました。

これは全て、私の個人的な話です。