統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

小さな変化を大切に

こんばんは。

今日も5月の気持ちのいい天気です。

 

8時からコインランドリーで洗濯をしました。

通勤や通学の人たちが行き交っていて、みんなはこんなに早くからがんばっているんだなと感心しました。通勤したくはないけど、私も朝から何かしたいものだと思います。今日は洗濯ができたのでオッケーです。

大体朝は7時から8時の間に目覚めます。前は12時にならないと起きられなかったのに、最近はいい調子です。起きられなかった時は、そんなに早く起きたら1日が長過ぎて耐えられないじゃないかと思っていましたが、今はまあまあ、ちょこちょこといろんなことをしながら時間を過ごすことができます。

 

何でも楽しめそうなことをつまみ食いすることを心がけていて、少しだけ本を開いたり、少しだけゲームをつけたりしています。そうすると難しくて開く気にもなれなかった本が少しだけ読めたりします。

「楽に、少しでも楽しめそうなことをする」というのがカウンセラーさんに教わったことです。本当にやりたいのか、とか考えないようにしていますし、没頭なんてできなくてもちょっとだけ触ってみることにしています。

少しずついろんなことをすることが、たくさんのことをやるコツだと主治医も言っていました。休むということは、何か違うことをすることなのだそうです。もちろんもっと疲れていたら何もせず休まないといけませんが。

そうして誤魔化し誤魔化し過ごしていたら、案外1日の時間は経つものです。何もできず時間が経たないということに長年苦しんできました。今はちょっとずつでも活動ができて嬉しく思います。

 

最近の変化は少しずつやろうと思ったことができるようになってきたことと、前を向いて歩くようになったことです。

子どもの頃からの癖で、下を見てとぼとぼと歩いていたのですが、何度も恋人に注意され、ここ1週間くらいは前を見たり空を見たりして歩けています。以前は何かアドバイスされても実行するのは難しかったのですが、意志の力が少しずつ戻ってきたのかもしれません。

日常を変えると人生も変わっていくんじゃないかと期待しています。

 

ちょっとできたらもっとできるはずと欲張ってしまうのが私の癖なので、今できていることを大切に、継続を心がけます。

ゲームがちょっとできたら、本当はもっと役に立つことをしないといけないのに、とすぐ思ってしまいます。ゲームができるようになりたいなとずっと思っていてそれができたのに、感謝が足りないなと反省します。

小さな変化を大切に温めて、元気を蓄えていきたいです。