統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

やり過ごし2日目

こんばんは。

 

今日も起きた時に不調を感じました。このまま行くのかなと思いましたが、ごろごろしながら「元気がない時にするといいこと」をスマホで調べていたら、ゆで卵を食べるといい!と書いてあったので、なんだか単純すぎて笑えてきて卵を茹でてみました。恋人が自分の分も茹でてくれと言うので、好みの固茹でに調整。黄身がオレンジ色のちょうどいい感じに茹だりました。せっかくなので2つ食べてみたら、おなかがいっぱいになり、少し元気が出ました。

ゆで卵が効くかはわからないけど、自分を大切にするために何かやったぞ、という思いは気分を上向かせてくれました。最悪の1日にはならなさそうな気がしました。

調子が悪い時は、とにかく自分を大切に大切にするとちょっと良くなってきます。大切にする方法もいつもわからなくなるけど、身体をケアするとか、ちょっとしたわがままを言ってみるとか、ネットで調べていいからやってみるといいなと思います。

 

昼はいい天気だったので隣の駅まで歩いて、つけ麺を食べました。つけ麺が食べたいというかすかな欲求をちゃんと拾っていくスタイルです。私の好きな魚介系ではなかったけど、甘辛くておいしいつけだれでした。麺を少なめにしてもらったら味玉をつけてくれて、本日卵3個目です。筋トレはお休みしているのに〜。

 

それから午後をやり過ごすために恋人の家に行って昼寝をしました。

『悩む力』というべてるの家の本も読んでいます。べてるの家は、北海道にある精神病患者のコミュニティです。そのことは「こころのげんき+」という雑誌で知りました。本書ではまだ「分裂病」と書かれていますが、今で言う統合失調症の患者さんが多く出てきます。私は程度は軽いですが当事者なので、興味があって読み始めました。ノンフィクションはほとんど読んだことがないので、構成からして勉強になります。内容もわかりやすいです。紹介されていた『べてるの家の本』も読んでみたいと思いました。

 

 

そうこうしていたらブログを書く元気も湧いてきたので、家に帰ってこれを書いています。

調子の悪い時は、素早く「やり過ごす」モードに切り替えて、自分をできるだけ大切にしながらじっと耐えるのがいいなと思いました。何かしようとか、良く過ごさないととか思ったままだと、どんどん具合が悪くなっていきます。

今日は消化試合、じっとやり過ごすだけで優勝、と思えると、立ち直りが早い気がします。開き直って休むことが大切なようです。