統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

1日1日をめいっぱい楽しみたいです

こんばんは。

 

今日も青空で気持ちの良い夏の日です。

昨日の夜のデザートにすいかを食べていたら、祖父が育ててくれた小玉すいかを半分にして抱え込んで食べた小学生の夏休みを思い出して寂しくなりました。祖父はもういないし、あんなに心配事のない夏はもうきっと来ないのです。

でも今年の夏も二度とは来ない夏、あの年はあんなことをしたなと楽しく思い出したいものです。もうすぐお盆でちょっと寂しい。手始めに昼を冷やし中華にしてみました。

 

昨日は寂しかったけど今日はなんだか気分が良く、元気に過ごしています。

まだゲームとかだけど、いろんなことができるようになってきているからこの先に希望が持てます。

それに、私はこの世界に大切なものがたくさんあるなと気がつきました。大好きな机に万年筆のインクをこぼしてしまって気がついたのです。インクは除光液で落とせました。この机とか、他にもたくさん私には好きなものがあって、ここに好きなものがあるから生きてここにいる、というのでもいいんだなと思えました。生きている意味とか、生きていたい気持ちとか、あんまりないと思っていたけど、もうちょっとこの世界を楽しみたいと思いました。

 

病気で苦しかった時は、一刻も早く1日が終わってほしいとばかり思っていて、時間を大切にできていませんでした。今は元気になったから、1日1日を楽しみたいと思うのですが、どうしたらいいのかよくわかりません。楽しい嬉しい瞬間を増やしていけばいいのかな?

腐らないで毎日を過ごすのがいちばんかなと思いますが、カウンセラーさんは調子が悪くなることも悪いことだと思わないで、と言います。元気な時にできるだけ楽しもう。

午後は翻訳の仕事も1時間半くらいできました。それはちょっとがんばる時間だけど、これがあるから休みが楽しいんだとわかってきました。

 

人生を楽しむ方法をだんだんと学んでいきたいです。

何かを成し遂げるのも偉いけど、未来のために今を生きたくありません。

楽しむチャンスを逃さずに、心の声を聞いて暮らしていきたいと思います。