統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

幸せの予感

こんばんは。

 

9月になりましたね。暑い日が戻ってきて、蝉も鳴いていますが、もう秋なんだな。

今日は本格的な生理痛で動けませんでしたが、不思議と気分はいいです。多幸感と言っていいくらいで、ホルモンバランスのいたずらかもしれません。

 

午前中は昏睡していました。生理の時は時々こんな風に眠ります。

部屋に人が入ってくるとか、そういうリアルな感覚があって、泥のように身体は動かなくて、これを金縛りと言う人もいるんだろうなと思います。部屋に入ってきたのも幽霊と考えることもできるし。薬で寝る時もたまになるのですが、起きてからも夢なのか現実なのかわからなくなります。

 

昼は恋人がコンビニごはんを買って来てくれました。申し訳ないけど正直助かります。お腹が痛くて外に出るのも億劫だったのです。

 

午後も痛みで動けなさそうだし、退屈して嫌な時間になるかなと思ったのですが、痛みが和らぐと共にいい気分になってきて、机でものを書いたりしました。

まだお腹は痛いし、家が水漏れしたばかりなのに、なんだかこれからいいことが起こるような予感でいっぱいになって、幸せでした。

雨上がりの空気が澄んでいるように、嫌なことも通り過ぎたらほっとしてうれしくなるし、どんなことにも幸せのしっぽがついているのかもしれないなと思いました。

 

もちろん苦しいしっぽもどんなことにもついているとおもいますが、注射のストレスが最も大きいのは刺す前なんだそうです。痛いのか痛くないのかわからない時がいちばんつらくて、刺されてしまえばストレスは減るのだとか。

私は見張っていないと心配で、苦しい可能性ばかり見ていましたが、それは注射針が刺さるのを今か今かと見ているようなものなのかも。ぼんやりしていて突然チクッとすれば、そっちの方がいいんじゃないかと思いました。実際の不幸はがーんと殴られるくらいのダメージがありますが、それも予期しているより突然やられた方がいいかもと思います。

 

水漏れの日もすごくストレスだったけど、寝る前にはすべてが片付いたことを感謝して眠れました。考えてみれば、私はいろいろあっても1日の終わりにはいつも感謝して眠っている気がします。それだけ恵まれているのでしょうが、案外楽観的な人間なのかもしれないなと思いました。

 

今年の秋は芸術の秋にできればいいなと思っています。