統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

ほぼ日を読み返したら想像以上に健気な自分を発見しました

こんばんは。

 

今日は朝からぱっとしない1日でした。なんだか嫌な気分で。でも振り返ってみれば論文が少し読め、友達に手紙も出せたので意外と活動しています。喫茶店でクリスマスブレンドとスコーンを楽しめたこともよかったです。

 

4月の手帳を読み返していたら、カウンセリングの記録に「人は目標に向かってひた走る方が簡単、でも少しずつその時々の自分の声を聞けるようになろう」というアドバイスが書いてありました。目標ばかり見て今の自分の状態を疎かにすることは、私だけの欠点ではなかったんだなと気づけました。来年はほぼ日手帳を使うかどうか迷っていますが、こうしてカウンセリングの記録を書くゆったりとしたスペースがあるのはありがたいです。

 

ほぼ日手帳を読み返すと、この1年自分がいろんなことを企てていたことがわかります。にんじんジュースでダイエットしようとか、この本を読もうとか、大抵すぐに挫折しているのですが、なんだか微笑ましいです。4月からもう研究しようとがんばっていたけど、よくあんな状態で研究しようとしていたなと思います。そう思えるほど今の自分が元気になったということでもあります。この先もっと元気になるかは誰にもわからないので、その時々にその時々の体調で私がいろんなことを企て、挑戦するのも仕方がないと思います。その時には今がいちばん元気になったと思っているのですから。振り返ると無理してばかりいますが、涙ぐましい努力であります。

 

でも、もっと元気になったら自然と事態は好転する、と高を括るのも大切なようです。昔の自分を見ると、あんな状態の時にあんなにがんばらなくてもよかった、とかわいそうに思います。これからもきっとまたがんばってしまうのでしょうが、ぱっとしない時には休むように心がけたいです。時間が経てばできるようになったりするものだから。

 

日々の記録を見ると、自己イメージと違って意外なのですが、どんな状況でも本当にポジティブで、また自分がかわいそうになります。苦しかった時期も、前よりはいいとか、どん底が数日で終わってよかったとか書いてあります。なんかこう、もっと自分を出してもいいんだよと言いたくなります。決して無理をしていたのではないのですが。

 

もっともっと緩めて、わがままをして、自分に優しくしてもいいんだなと思いました。がんばりすぎです。何もしていないかもしれないけど、日々心と頭は一生懸命がんばっていました。このままでは自分が気の毒だと思いました。性格は変わらないかもしれないけど、少しでもゆるゆるを心がけようと思います。