統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

今年もただただ生きていました

こんばんは。

 

昨日は冬至でしたね。私はかぼちゃを食べ、柚子湯に浸かり、どうぶつの森かってくらい季節の行事を楽しみました。ゆずは1個だけ買って、果汁は蜂蜜とお湯を入れて飲みました。これがおいしくて、冬の楽しみになりそうです。

 

アンダーテールをがんばっていて、まだプレイ時間30分くらいなのに雑魚敵相手に3回死んでいます。なんとか序盤のクライマックスまでいけて、既に名作と確信しました。ゲームの常識を裏切ってくる感じ。頭を使わなきゃいけないから疲れるけど、いいゲームだからがんばってクリアしたいです。これは恋人からのクリスマスプレゼントです。私にもクリアできるゲームを、と頼んだのでした。最後まで遊べるかな。

 

今日は今年最後のカウンセリングでした。今年を振り返ろうと張り切って行きましたが、年末年始の帰省の対策を話し合って終わりました。今年の3月に東京に来て、実家にいた時よりずっと元気になっているから、ホームは東京、帰省はお仕事モードで乗り切ってと言われました。祖母の相手をずっとしなきゃとか思わず、顔を見せるだけでオッケーとハードルを下げていきます。もし実家で調子を崩したらそれはそれでいいのです。

 

最後に5分くらい1年を振り返って、今年はよく人のサポートをしたと言われました。妹たちは新社会人とニューヨーク駐在でふたりともしょっちゅう連絡してくるし、恋人は仕事辞める騒動があったし、実家にいた時は祖母の世話をしていたし、よく人を助けたと、そう言われればそう思います。病気が悪かった時は自分のことで精一杯だったので、こうして大事な人たちをサポートできるのは嬉しいことです。

毎年よくがんばっているけど、今年は特にがんばりの中で掴んだものが多かったんじゃないかとも言われました。何を掴んだかわからないけど、元気にはなったし、生きるのは楽になりました。具体的なことは忘れちゃっているけど、大事なことは心の奥で覚えているだろうし、気にしないことにします。自分のやり方を大切にすることとか、自分に優しくすることとかをできるようになってきた気がします。

 

病気になって10年くらい、ずーっと苦しい期間だったけど、今年はちょっと生きててよかったなと思う瞬間も実はあったのです。とにかく生きることが大事と思います。他のことはおまけみたいなもんです。私が大したこともせず毎日ぶらぶらしていたって、その間の私の考えたことや感じたことをコンピューターにやらせようとしたら膨大な作業が必要でしょう。他の人に代わってもらうこともできないし。人一人生きていることは、現在でもまだまだすごいことだと思います。