統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

母方の祖母を訪ねました

こんばんは。

 

お正月も三日目、今日は母方の祖母に会いに行ってきました。

 

一緒に住んでいる祖母も連れて行ったので、片道1時間半の車内では童謡や昭和歌謡などを流してなんとか乗り切る感じでした。祖母は別に行きたくないのですが、家に残すと父が一人で苦労するので仕方なく来てもらいました。

 

母方の祖母も認知症で、グループホームに入っています。今日初めて施設を見ましたがとても日当たりの良いところで、職員の方々も優しくてきぱきとしていて、祖母は幸せそうでした。ちゃんと敬意を持って接してもらっている感じがしました。コロナ禍なので玄関のガラス越しに顔を見て、誕生日プレゼントと手紙を渡しました。私のことはわからなかったようですが、母のことは覚えていて訪問を喜んでくれました。いつもにこにこして上品な様子は相変わらずでした。

 

それから祖父母の住んでいた家に行って、少し片付けをし、使えそうなものをもらって帰りました。祖母はいつも冬場は着物姿だったので、着物がたくさんあります。親戚で私だけちびで祖母のサイズが合い、母も私に着てほしいというので着物類を一応持って帰りました。以前着付け教室にも通ったのですが、全く覚えられず諦めたので、きっと着物は箪笥の肥やしになるでしょう。

祖母が今までこの家の主婦で、いつも私たちを迎えてもてなしてくれていたことを思い出すと家とお別れするのも悲しかったです。

 

新年からお年寄り連中のことばかり書いていますが、祖母が1日中家にいるのも今日までです。よく5日間乗り切れたなと思います。明日が我が家の新年ということになっていて、ほろほろ鳥を食べて静かにお祝いします。

 

私は去年のお正月はまだ一家のお荷物だったのに、今年はわりと主戦力くらいの頼られぶりなのでひっそりと自分の回復を喜んでいます。去年は東京に戻ってとても元気になりました。ひとりでのびのびと暮らさせてもらっているおかげです。今年も基本的にはのんびりと、幸せな気分を大切に暮らしていくつもりです。経済的な自立は考えていかないといけませんが。

 

万年筆で書き初めをしてみたら、1本はインクが掠れ、もう1本はインクが溢れてくるのでどちらも書けずとてもがっかりしました。飛行機に乗せたのがいけなかったのかもしれません。修理しながら大事に使っていますが、そろそろ新しいのがあってもいいかも。万年筆は贅沢品なので、論文を1本書かないと新しいのを買ってはいけないことにしていましたが、今回は前借りしようかな。QOLを左右するアイテムなので大切に扱いたいです。

 

今日もよく働いた1日でした。今年はたくさん活動する年になるかもしれません。