統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

病気になってできた弱みと、それをカバーする工夫

こんばんは。

 

メキシコにいる妹はけろっと元気になって、遺跡に行って写真を送ってくれました。太陽のピラミッドと月のピラミッドでした。

 

私は大学の健康診断でした。昨日から嫌だったけどなんとか行きました。昔は大学に入り浸っていましたが、今は保健センター以外のところに行くのがとても怖いと感じます。白衣の人たちにレントゲンを撮ってもらったり血圧を測ってもらったりするのも怖い。15分程度のことだったのに、終わった時は気分が悪くなっていて、やっとの思いで家に帰りました。昔は健康診断くらい(採血がなければ)平気だったのになと少し自信を無くしました。病気になってから苦手なことが増えています。

 

でもテニスの好きな友達にいい話を聞きました。

国枝選手が腕の痛みで手術をして復帰した時、以前と同じように打ったらやはり痛かったのですが、腕が動かせなかった間に別の筋肉を使う打ち方を研究していて、それを試したら痛みなくプレイできたのだそうです。怪我をした時と同じやり方をしたらまた怪我をする。別のやり方を試す必要があるということです。

 

精神疾患も同じなんだろうなと思います。病気をする前の自分に戻るんじゃなくて、新しい生き方を見つける必要があります。そうしたらまた何かに取り組むこともできるかもしれません。

 

あとは、調子が悪い時はひたすらに自分の得意なことを続けて、チャンスが来るのを待つんだと言っていました。私もじたばたせずに、自分の得意を信じて続けていこうと思いました。

 

病気になって、弱みができましたが、それをカバーする工夫をできるかどうかが大切なのかなと思います。国枝選手みたいにチャンピオンに返り咲くとかすごいことはできなくても、弱みをカバーして自分らしくまた試合ができるようになれればうれしいです。