統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

自分で選択して幸せになる……?

こんばんは。

 

朝起きたら調子がいまいちだったので、出かけるまで寝直しました。昨日忙しかったからしょうがない。

 

カウンセリングに行ってみたら、今日はカウンセラーさんがよく話す日でした。今幸せなのは全て私の選択の結果であって、バランスを取るようにつらいことが起こるわけではないこと、どんなことが起きても自分で態度を決定できることを話してくれました。じゃあ病気になったのも私の選択の結果だったのか聞いてみたら、困っていました。

 

いいことの後には悪いことが起こるとか、これからもつらいことが次々と波のようにやってくるとか、そういう人生観が有害であることはわかります。思い込んでいたらそういう現実をピックアップして見ることになるから。こういう思い込みを持ったのは、やっぱり病気の影響があると思います。病前は、若かったのもあるけど、がんばってるからどれだけうまくいっても当然、次もうまくいく、みたいな気持ちでした。幸せであることに疑問がなかったと言うか。

 

どうあがいても思い通りにならないことが10年続いて、なるほど、自分が何かするというよりは流されていくものなんだなと思ったようです。これまでがうまく行きすぎたから、今度は不幸の番なんだと考えたこともあります。病気が良くなっても、時間が治してくれたとか、なんだかわからないけど上向いてきたと感じていました。

 

カウンセラーさんは、私の選択で病気を克服したんだと言います。たしかに、選択肢を間違えたら今でも一人暮らしの部屋で悶々としていた可能性もあるのは想像できます。感覚としては不思議な流れによって今に至るって感じなのですが、自分が人生を決めるんだという感覚も大切であることはわかります。とにかく、コントロール不能な出来事に押し流される人生、という恐れや無力感がよくないそうです。

 

何が起きてもしょうがない、とか、何が起こるかわからない、という感じはいつも持っています。幸せがずっと続くはずがない、とか、幸せには代償が伴うという考えもあります。これは気づいて少しずつ修正したほうがいい考え方なのかもしれません。

 

明日は同居人のお母さんと会食です。ブログを書く余裕はないかも。同居人は新宿で夜に手頃な和食の店を探すという難題をクリアしてくれました。親知らずが腫れているからおいしくは食べられないかもしれないけど、お母さんとの時間は良いものにしたいです。