統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

ポエングにおさまってキーボードを叩く幸せ

こんばんは。

 

IKEAのポエングに座って、膝掛けをかけて、その上にMacBookを置いて物を書くのが好きだと気がつきました。腰から背中がポエングにぴったりフィット。動きたくなくなって、書くのが捗ります。普段は自分の机で書いているのですが、冬になってポエングのある南向きの部屋が特別暖かくなってきました。陽だまりの中で好きなことを書いていると、こたつで編み物をしていた祖母を思い出します。文章を書くのは布を織っているような感じです。小さい頃から手仕事に憧れていましたが、私はとりわけ不器用でした。書くことが私なりの手仕事なのかも。

 

金曜日ですが、カウンセラーさんが病欠という電話をもらって、大学に行かなくていいことになりました。思いがけず1日家で休めることになり、朝散歩とコーヒーでゆったりした朝。同居人も今日は在宅で、一緒の部屋でそれぞれ仕事をしたり、外にご飯を食べに行ったりして、こんな日を求めていたんだと気がつきました。ずっといまいちだった体調も落ち着いて、本当の休みという感じです。これで明日の友達との約束にも行けるかもというくらい元気が充電されてきました。体調が良くて予定もないという日はしばらくなかったなあ。お天気にも恵まれ、心身がのびのびしました。

 

この調子で元気が溜まったら、年内にもうちょっと研究を進めたいです。本を読むのもおもしろくなってきたし。終わりよければすべてよしなので、今年は研究をやったぞと思って1年を締めくくりたいものです。

 

研究のエネルギーを取っちゃうからと思って小説を書くことは封印していたのですが、同居人に話したら書いたほうがいいと強く励まされました。中途半端でもいいから、なんでもかんでもやればやるほどいいというのが同居人の持論です。たしかに本人はやりたいことを片っ端からやっていて幸せそう。一先ずアドバイスに従って、『物語のつくり方』という本を実践することにします。

 

精神科医の樺沢紫苑さんがYouTubeで、自分にとっていちばん楽しいことを見つけて、それをやる時間をできるだけ増やすと毎日が楽しくなるんだと言っていました。たしかに、単純で明快な作戦です。これをやると楽しいとわかっていても、始めるのに勇気が出なくて、他のことで時間を潰してしまったりするんですよね。本当に楽しいことをする時間を少しでも増やして、充実した生活を送りたいです。この冬はポエングでキーボードを叩くぞ。