統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

生きていくイメージを持つ

こんばんは。

 

筋肉痛はやっと回復の兆しを見せました。いつもよりたくさん寝ているので、きっとそのあいだに体が治してくれているのだろう。お風呂の低い椅子に座ろうとするのは危険なので、しばらくは立ったままシャワーを浴びています。体の自由がきかなくて、立ったり座ったりも痛みに耐えないといけないのは、お年寄りがこんな感じなのかなと思います。

 

最近実家の祖母が転んでしまい、恥骨を骨折しました。幸い手術は不要で、自然にくっつくのを待つそうです。祖母は認知症で、どこが痛いとか自分で言えないので、原因が恥骨にあることを突き止めるには時間がかかりました。病院に連れて行った両親は、外科のお医者さんが祖母の方を見もしないし、体に触りもしないと怒っていました。MRIは相当ごねてやっと撮ってもらえて、その技師さんが親切に状況を教えてくれたそうです。認知症の患者は、病院では丸太んぼうみたいに扱われるようだと父が言っていました。

 

祖母は体の強い人ですが、認知症になってからは健康を維持するための活動がほとんどできないので、みるみる体が弱っていっています。認知症にならなかったら、まだまだ運動して好きなことができただろうと残念です。今は痛みで歩きたがらず、車椅子になっています。とりあえずはまた歩けるようにみんなでサポートしていきます。

 

実家はそんな感じで、私はまあまあ平和に暮らしています。予定を見たら今週しか婦人科に行くチャンスがないことがわかったので、怖いけど明日予約を入れます。これが終わったらきっと気持ちが楽になるはず。子宮筋腫も自分の体を労わるきっかけにはなりました。いつかは手術をしないといけないと言われたけど、それまでは体質改善をがんばろう。

 

研究は今はできていないけど、これくらいのペースで生涯学習的にやっていけたらいいかなと最近は思っています。お金のこととか心配はあります。でもパートナーと一緒に住めていて、この生活を続けていきたい、と思える安心感は大きいです。一人暮らしだったら、満期退学を機に実家に戻っていたかもと思います。将来安泰ではないけど、この先を生きていくイメージを持てているのがいいです。変わることを恐れていると望まない変化が向こうからやってくると聞くので、望む未来のために自分から変わっていきたいと思います。