統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

自由の女神とエリス島を観光してきました

こんばんは。

 

まだホテルに泊まっています。朝はだらだらして11時くらいにおもむろに出かけます。今日は昼食にありつけそうになかったので、ホテルの朝ごはんをちょっと余計にもらっておいて出かける前に食べました。今はレストランが改装中で、部屋に持って帰って食べる方式なのです。

 

昼食をスキップしたのは、12時からの自由の女神フェリーに乗るからです。とてもいい天気で、たくさんの人がフェリーを待っていました。冠に登らないチケットは前日でも予約できます。集合場所のバッテリーパークから、遠くに自由の女神が見えました。フェリーは屋上と甲板が人気だけど、日差しが強すぎるので船の中にいました。だんだん女神像が近づいてきて、みんなが写真を撮っていました。

 

 

リバティ島は小さな島でした。昔は先住民の方々が住んでいたそうです。島に降りると自由の女神は下から見上げる感じになります。おもちゃの冠を被って、レモネードを飲んでいる人たちが多かったです。ひとりで来ている人は他に見ませんでした。せっかくだと思って台座に登れるチケットを買っていたので、ちょっと迷いましたが台座まで行きました。エレベーターは行列だったので階段を使ったら、脚ががくがくになりました。台座は狭くて人とすれ違えず、マンハッタンの写真だけ撮って帰りました。

 

 

わざわざひとりぼっちで自由の女神まで行ったのは、そのツアーにエリス島が含まれているからです。エリス島にはかつて移民局が置かれていて、ヨーロッパからの移民はみんなここを通ったのです。アイルランドなどヨーロッパの人たちがここで入国審査を待ったんだなと感慨深かったです。今は建物が再建されていて、当時の面影を見ることができます。博物館には日本語のオーディオガイドがあって、移民の人たちが入国するまでを追体験できました。しっかり見ると結構な時間がかかります。日本からの移民の記録もありました。

 

 

じっくり見たので、16時にやっとバッテリーパークに戻った時はへとへとでした。でもがんばって行ってよかったです。フェリーでエリス島に上陸した時は、昔の移民になったような気持ちでした。自由の女神も実物を見ると感動しました。これから私がどこで何をしていても、自由の女神は立っていて、今日もみんなが見に行っているんだとおもうことができます。観光客らしいことをするのもいいものです。