統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

実家からの荷物はいつ来てもうれしい

こんばんは。

 

新年度1日目の月曜日、これはみんなきつかったんじゃないかな。私は無駄に緊張してしまって、ドキドキで仕事や研究は手につきませんでした。特に何が始まるってわけではないのですが。形式的には今日から復学です。

 

研究せねばとも思いましたが、今日は諦めて楽に過ごしました。きっと明日からはできるから、焦ることないなと。不安が高まって何もできなくなってしまう前に、家を出てカフェで本を読みました。ちょっと行動が遅れると、もう身動き取れなくなってしまうのを経験的に知っています。すぱっと諦めて、楽しめるうちに楽しむのが吉。喫茶店の常連さんに薦められた伊坂幸太郎の『砂漠』を読んでいます。伊坂幸太郎好きかも。

 

大学1年生の時に、同じクラスの友達に『オーデュボンの祈り』を貸してもらったのですが、日本の現代作家を読んだことがなかった私は全く読み進められず、読まずに返してしまいました。それから、いつか読まなきゃなと思っています。『砂漠』の次はそれだな。とても聡明な帰国子女の男の子で、よい友人でしたが、男の子の恋人に誤解を受け、もう会えなくなりました。元気でやっているといいな。対象外なのですと言ってもこればかりは証明できませんからね。

 

嬉しいことに、実家から荷物が届きました。嬉しいことにも何も私が頼んだのですが、お願いした物の他にも手作りジャムやおすすめの本などをたくさん詰めてくれていて、やっぱり嬉しかったです。送ってもらった物は大昔に恋人にもらったマリメッコティーポットで、大きすぎるので実家にしまっていたのでした。恋人の友人一家が遊びに来ることになり、大人数のお茶を淹れるときにそのポットがないと悲しむと思って急いで取り寄せました。以前別の友達の結婚式で引き出物にもらった有田焼の小鉢一揃いも送ってくれて、これは恋人の気に入ったのでスタメン入りです。

 

家にお礼の電話をかけたら、父親がいつも通りたくさん話してくれて、元気なことに安心しました。祖母が私を忘れかけているので、短いLINEを送ってほしいと言われました。それを何度も読ませて思い出させるのだそうです。そんなに何度も読むなら、何を書いたらいいか困ってしまいます。私が大学に入ったときは祖母が携帯を覚えて、毎日「ダンボちやんげんきごはんたべた」と送ってくれていました。今はそれが懐かしくてたまりません。