統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

好きなものに触れることを増やしたい(ウルトラマンありがとう)

こんばんは。

 

今日は恋人が出社で、ひとりで過ごす日でした。普段から甘えてしまっているなあ。

昼はスーパーで何か冷たい麺類でも自作しようと探していたのですが、麺がどれも2人前で、諦めてお弁当を買って帰りました。スーパーのお弁当はたまに食べるとなかなかおいしいです。

週末に会う友達の誕生日プレゼントも探してみたけど、いまいち踏ん切りがつかず今日は買えませんでした。ヨガをやってたはずだからその関係の品物を贈りたいと思います。

 

午後は行きつけの喫茶店に、卒業するお手伝いの子へのメッセージカードを渡しに行きました。マスターがこっそりみんなに用紙を配っていたのです。

いよいよ自分の店を持つということで卒業なので、みんな応援しています。30歳くらいがちょうど自分の店を構える頃合いなのだとマスターは言っていました。お店ができたら遠くてもきっとお祝いに行きたいです。

カウンターに他のお客さんがいなかったので、箱根旅行の報告をしたり、シン・ウルトラマンを薦めたりしてマスターと楽しくおしゃべりしました。ネタバレをせずにお薦めするのはなかなか難しいのですが。

 

シン・ウルトラマンを観て、子どもの頃に好きだったものの威力ってすごいなと感じました。大人になってすっかり忘れていたはずなのに、こんなに心に訴えかけてくる。子どもの頃の好きを大切にしてみようと思いました。

小さい頃の夢はウルトラマンだったと言ったら、今からでもなれますよ、とマスターが言ってくれました。冗談だけど、マスターは夢を叶えていて、カウンターの後ろからこんな風にみんなを励ますのを楽しんでいるんだろうなと感じました。

ウルトラマンも人間が好き、というのが原動力のひとつだし、自分ももっともっと好きなものを大切にしていきたいと思いました。好きにはベーターカプセルくらいの威力があると感じます。体力がなくてもできる範囲で、1日のうちに好きなことに触れる時間を少しずつ増やしていきたいです。

あれをやった方がいいだろうとかじゃなくて、好きと思えるものに、ただ触れるだけでもいいから接していれば、だんだんと自分の輪郭がわかってくるような気がしています。

研究ができるほど回復するか最近は諦め気味だったのですが、私の研究対象も子ども時代から好きなものなので、もしかしたらシン・ウルトラマンに接した時のような熱量が湧いてくるかもしれません。もう少しずつ触れてみようと思いました。

実にウルトラマンは勇気をくれます。