こんばんは。
今日はブルーノートというジャズクラブにブルースを聴きに行ってきました。
ブルースって何なのか全然知らなかったのですが、ロックのようなジャズのような、なんとなくゆったりとチルくてよかったです。つまり、聴いてみても何なのかはわかっていません。Harlem Blues Projectという渋いおじさんの4人組でした。
東京のブルーノートはなんだか格式ばった感じでしたが、ニューヨークのブルーノートは狭くて、内装もカジュアルで、ざっかけない感じでした。お客さんは年齢層高めで、のりのりというわけでもなく、どういう人たちが聴きに来ているのか謎でした。
ドラム以外の三人は代わる代わる歌って、それぞれ素敵な歌声でした。お客も歌う曲もあったし、朝起きたくないの歌もよかったです。たぶんMichael Hillさんが歌った、ニューヨークの歌が心に残りました。疲れたらブルックリンの僕の裏庭へおいでというような歌でした。二年前に作って、今日初めて人前で演奏するという曲も披露してくれました。成功しても驕らず失敗しても凹まず、過去は気にしないでただ進んでいこうという歌でした。
日曜日の昼間から、暗いライブハウスで音楽を聴いて、非日常な感じでした。サンデーブランチが人気らしいので、もしかしてライブは二の次の人が多かったのかな? 私たちもエッグベネディクトとフレンチトーストを食べました。私たちはライブが始まったら夢中になってしまったけど、ステージから、食べてないで一緒に歌ってと言われている人たちもいました。
外に出たら明るくて、14時。漫然と歩いてしまって、疲れたのでカフェに入りました。途中で素敵な公園を通りました。噴水があって、備え付けのチェス盤がたくさんあって、対戦相手を待っている人たちが座っていました。碁会所みたいなところなのかな? ニューヨーク市立大の前も通りました。カフェでは抹茶ラテを飲んで、ゆっくり過ごしました。
元気が出たのでソーホーを散歩してホテルに帰りました。路面店がたくさんあって、お買い物に良い地区みたいでした。どこも高級なので何も買いませんでしたが、香水を少し見ました。華やかな本屋があって、アメリカのベストセラー小説や店員さんのおすすめ本などをチェックしました。昔イギリスの大学で勉強した、ハニフ・クレイシの The Buddah of Suburbiaが夏のリーディングリストの中でおすすめされていました。当時はよくわからなかったから、また読んでみようかな。Elif Batumanという作家も気になりました。妹にバースデーカードを買いました。
ホテルに帰ったら掃除がされていなくて、お願いしていたはずなのでフロントに言いに行きました。電話で誰かが怒られていて気まずかったです。今日は掃除はいいのでコーヒーと紅茶だけくださいと頼んだけど、それは来なくてタオルが届けられました。なかなかうまくいかないこともありますが、元気にやっています。