統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

夢のある主人公はいいですね

こんばんは。

 

先週の金曜日からばたばたとしていました。両親も帰路について、ほっとしています。案内する間はやれやれと思っていましたが、やはり会えて嬉しかった気がしてきました。私は特に父親が苦手で、リラックスして接することができません。好きなのですが、気を遣ってしまいます。今回もこんなにがんばらなければよかったと後悔していますが、気難しい父親を喜ばせたかったのです。昨日のレストランは量が少なかったし、行きたい古本屋には行けなかったけど、気持ちは伝わったと思うほかありません。

 

今日は疲れていて、ずっとベッドにいました。じっとしているのは苦手ですが、さすがにこれだけくたびれていると横になって眠ったり目覚めたりの繰り返しです。スターデューバレーをやるのも億劫で、ノベルゲームのコーヒートーク2を始めました。基本的にお話を読んでいく感じで、音楽も良いし癒されます。2の主人公も1と同様に叶えたい夢を持ったキャラクターで、応援したくなります。夢があるって、周りからしても嬉しいことだなと思いました。

 

私に何か夢があるかと言えば、健康に暮らしながら、好きなことで経済的に自立できたらいいなくらいです。派手な夢ではありませんが、毎日こつこつとがんばっていく原動力になっています。毎日を目標に向かって積み重ねるということが楽しいので、今のままでも幸せではあります。ゲームの主人公にはなれなさそうだけど、平和に生きていきたいです。父親も子どものときから体の病気があって、学校にも行けず、社会にも出られず、家でひとり勉強しています。私もそうなるのかもしれません。そうやって暮らしていくのもいいよと、今回会って遠回しに言われた気がします。

 

病気になる前の若い自分が知ったら、とてもがっかりするでしょう。でも苦しい10年を過ごして、本当に自分なりの幸せが尊いんだなと感じるようになりました。すごいものにはなれなくても、自分らしく生活していけたら、悔いはないんじゃないかと思います。病気で辛かった期間の方が、何かにならなきゃと焦っていました。今は平和がいちばんと思っています。これからさらに元気になったらまた変わるかもしれませんが、研究より仕事より心身の健康が幸せです。