統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

誕生日は完全オフ、癖になりそうです

こんばんは。

 

まあよく降るものではあります。こんなに景気のいい雨は久しぶり。雨の誕生日もいいなあと思っています。夕方に出かける時は雷雨の予報で、雷は勘弁してほしいけど。

 

誕生日を特別に過ごさなきゃ!と張り切っていましたが、研究もしない、仕事もしない、原稿も書かないと決めただけで十分に特別な1日になりました。今日は何もがんばらなくていいんだ、むしろ自分をハッピーにするんだと思ったら、ほわ〜っと心身が楽になりました。大して何もしていないようで、日々がんばらなきゃと気を張っていたんだなとびっくりです。

 

誕生日に1年の計画を立てるといいとも聞くけど、そんなのは禁止。どうせ研究とかの話になるからです。今日は後先考えず、今日だけを楽しみ祝う、と思ったら、心が最高の1日になりました。映画も観たけど、疲れたら全然途中でやめちゃう。これから結婚式のシーンでもやめちゃう。自分が楽で楽しいようにするという方針でのんびりと過ごしています。

 

別にお金がたくさんかかるわけでもないし、ちょっと締め切りがタイトになるだけだから、月に1回くらいこんな日を設けたらいいんじゃないかと思いました。誕生日じゃないとここまで思い切れないかな。でもまたやってみようと思います。精神疾患があると、調子が悪くて休むことはよくあっても、ベストコンディションで休むってことは滅多にないからしあわせ効果絶大です。

 

恋人は早く帰れるそうで夕飯のリクエストを聞かれたので、酒徒さんの本に載っていた辛くない麻婆豆腐をお願いしました。豚の挽肉と豆腐を煮ただけのシンプルな料理。ビーフシチューとかじゃなくていいのと驚かれましたが、今日は優しい料理の気分なのです。誕生日だからって、パーティーっぽくしなくていい。本当に食べたい物をリクエストできて、大人になった気がしました。

 

この後は母に電話してから、雷雨の中を生まれて初めての整体に行きます。誕生日に整体って、いろんな意味で大人になったなあ……。でもかっこつけないで自分のメンテナンスにお金をかけたいなと思ったので。痛くありませんように。

 

平凡だけど特別な1日が過ごせて、今年も幸せだなと思っています。