統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

自分の頭で考えてもいいって知らなかった

こんばんは。

 

恋人は最近ずーっとそわそわしていたのですが、その原因であったダイニングテーブルと椅子が、今朝届きました。テーブルは地元の職人さんに依頼したオーダーメイドで、椅子も二脚それぞれちがう背もたれです。世界にひとつだけと喜んでいます。職人さんと何度もメールして、仕事場にも行ってイメージを擦り合わせた結果なので、どんな風に仕上がっているかとても気になっていたようです。期待以上に良いとテーブルを撫で回しています。

今までちゃぶ台暮らしだった我が家も、そろそろできあがってきました。あとはプフとか小さいものが届きます。3時に新しいテーブルでお祝いのケーキを食べました。

 

昨日指導教官に会ったことは、まだ消化しきれていません。トラウマを刺激されてすごく嫌だったのか、会えてうれしかったのか、やる気が出たのか、焦ってしまうのか、自分の中での感想が定まりません。

ひとつわかったことは、もう自分の頭で考えてもいいんだということです。指導教官が私の考えを尊重してくれ、対等に扱ってくれたことで気がつきました。昔からずっとそうしてよかったんだけど、私は何についても自分の考えを持って発言する権利があるんだなとやっと腑に落ちました。今までは人が言った正解(らしきもの)を探して、それを繰り返していただけでした。自分の頭で考えて、意見を持っていいとようやく自分に許せるようになりました。

これからは感じるだけじゃなくて考える主体として、ますますおもしろく生きていけると思います。考える自由があるからこそ、学ぶことが楽しくてたまらないんだと、先生は見せてくれたような気がします。

私は学部までの勉強はとても得意でしたが、大学院に入って道に迷いました。ひとつの原因はここにあったんだなと納得しました。もやが少し晴れたように感じます。