統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

うまく過ごせた日、Aaron Goldbergのピアノ

こんにちは。

Aaron Goldbergのピアノを聴きながら書いています。

At the Edge of the Worldというアルバムです。

ジャズは全然分からないのですが、丸の内のコットンクラブでライブを見て、とても楽しかったのでCDを購入しました。

パーカッションの人、CDでも主張激しいな〜。

行きつけの喫茶店のマスターがジャズに詳しくて、時々教えてもらったりします。

カウンターでジャズ談義をしている人もいます。

 

猫の爪が引っかかってお気に入りのニットがほつれてしまいました。

こういうのもネットで調べたら修理の仕方とか載っているのかな。

 

今日は今までいい感じで過ごせました。

午前中に好きなことを書いていたら、ふと、病気は大変だけどやっぱり自分に生まれてよかったなあと思えました。

直したいところももちろんあるけど、基本的に自分を気に入っていることに気づきました。

病気になってから、自分勝手な理由で選択を間違えたから病気になったのだと自己否定ばかりしていたのに、こういう気持ちになれたことにびっくりしました。

いつのまにか、病気になったのは誰のせいでもないと思うようになっていました。

また、病気になったところがデッドエンドなんじゃなくて、自分は(いい歳だけど)まだ自分の形になる途中なんだという気がしました。

育ち中だけど大人でもあるので、ちゃんと自分で自分に水とお日様をあげないといけません。

今は大切な繭の時期なんだなと思いました。

 

お昼にカウンセラーさんと電話しました。

地元の主治医は変薬の経験が豊富で、しっかりとした方針を持っている印象なので、信じて任せたらいいと言ってくれました。

大学の保健センターではなかなかそうはいかないそうです。

1日がなかなか過ごせなくて、日に日に疲れが溜まっていくと言ったら、時には休むために薬を使って眠ってもいいと言われました。

疲れが取れれば気持ちも変わるから、ずっと薬に頼ることにはならないと言われて安心しました。

 

午後は布団で暇を持て余していましたが、ちょっと気が向いて、今年初の読書をすることができました。

たまたま家にあったサマセット・モームの『読書案内』を読んで、「はしがき」で力尽きました。

ジョージ・エリオットの『ミドルマーチ』はやっぱり読んでみたいなと思いました。厚さをみると心が折れるけど……。

今年は研究の他に本を20冊くらい読めるといいなと思って手帳に目標として書き込みました。

 

それからラジオを聴きながらゲームをしました。

新春上島竜兵スペシャルは一年でいちばんつまらないけど何回も聴いてしまうな!

1時間して、もっとできそうだったけど、ブログの時間なのでやめました。

 

猫が布団の上で丸くなったので、悪い爪を切ってやりました。

ずっと寒かったのでこたつに隠れていて切れなかったのですが、やっと外で寛いでくれました。

 

今日はあんまり疲れず、本も読めたので100点です。

このあいだ小さな幸せに騙されたくない!と書きましたが、実際の生活では本当に小さな幸せを数えて生きています。

 

統失友達のRさんが、気力をセーブすることをやってみていると言っていました。

今まで何でも全力でやっていて、くたくたになっていたので、もっとエネルギーをセーブして、やれることを増やしたいのだそうです。

リラックスしようとすると難しかったけれど、垂れ流していた気力をセーブすることを意識すると身体の力が抜けたと言っていました。

Rさんは音楽家なので、身体感覚にとても優れていて、言っていることが私にはまだよく分かりません。

でも私もいつも必死だねと言われるので、もっと気力をセーブした方がいいんじゃないかと思っています。

 

ここまで書いてみて、Aaron Goldbergのピアノは最高です!

もっと頻繁に聴こう!

ライブの後も他にCDを買う人がいなかったから気さくに話して握手してくれたし、推します!