統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

「つらい」お化けの正体は

こんにちは。

 

午前中はつらくて、薬を飲んで寝ようと思っていたのですが、温かい昼食を取ったら切羽詰まった気持ちが楽になりました。

友達にもらったりんごとピスタチオの紅茶も飲みました。温かい。

なんとか薬を飲むことなく今まで過ごせています。

薬で無理矢理眠るのはあまり気持ちの良いものではないのです。

 

理由もなく襲ってくるつらさが何なのか、分かったらいいのになと思います。

悩んでいるわけでもなく、ただいつの間にかつらい気持ちになっているのです。

今日は温かいものを食べて追い払うことができました。

でも大抵はつらいことが苦しくて(当たり前か)、訳もなくつらい気持ちになったことが怖くて、薬を飲んで眠ることになります。

薬で眠っても起きたらまたつらいので、根本的な解決にはなりません。

温かいものを食べたからっていつも効くわけではないと思います。

ぱっと消えるわけでもなく、なんとなく楽になった……本当にあいつはいなくなったのかな……ちょっと何かやってみよう、という恐る恐るな感じで過ごしています。

 

基本的には訳もなくやってきて、訳もなく消えていくもののようです。

怖がらずに放っておければいいのでしょうが、体が痛いのと同じで、痛いのは嫌だしどうしたんだろうと不安になります。

本当に、精神症状は体の痛みと変わらないと感じます。

頭痛がしたら、低気圧なのか肩こりなのか、アイスクリームを食べたのか、いろいろ考えますが、心がつらいのもそんな感じです。

 

つらいのが心なのかもはっきりしません。

胸のあたりが苦しいような感じはするけれど、気持ちとか考えは全然つらくないし、私のどこが苦しいのかよく分かりません。

ただ苦しくて切羽詰まった感じがします。

 

今朝SNSで、心の病気を抱えている人は本当は治りたくないのだ、治ったら自分じゃなくなる気がするから、と言っている人を見ました。

私は病気が私の一部だとは感じません。

自分の一部だと思った方がいい可能性もありますが、腹痛が自分の大切な一部でないように、自分の一部だという感じはしません。

腹痛は何かエラーがあることを教えてくれて、それを治そうとさせてくれるサインでしかありません。

胸が苦しいのもただのサインだと感じています。

そこに何も自分の存在に関わる意味はありません。

 

つらい感覚が何を知らせてくれているのか分かるようになるといいなとは思います。

ただのフォールスアラームかもしれませんが、心か体が疲れているとか、何かが潜在意識的に嫌だとか、そういうことを教えてくれているのかもしれません。

つらくなる理由や解消方法が分かれば、私も助かるし、人にも教えてあげられるのになと思います。

今のところ災難やお化けの類です。