統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』、疲れとの付き合い方

こんばんは。

 

今日はニューヨークにいる妹の誕生日なので、お祝いの気持ちで過ごしています。ぜひケーキを食べてくれと言われたので、さっき喫茶店でコーヒーとチーズケーキを楽しんできました。

 

ニューヨーク繋がりで、『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』という映画を観てきました。原題はMy Salinger Yearで、日本でも知名度があるのになぜ邦題にサリンジャーと入れなかったのかなと思っています。翻訳にはいつだって理由があるのですが。

作家を夢見る主人公が、サリンジャーと仕事をしている出版エージェンシーで助手の仕事をすることになり、上司やサリンジャーに影響を受けながら自分を見つけていくお話でした。主人公である作家のジョアンナ・ラコフの自伝に基づいた映画です。

文芸版プラダを着た悪魔と紹介されていましたが、たしかにちょっと似ています。でも主人公がとても積極的に動くのが印象的でした。脇役ですが私はダニエルというキャラクターが大好きになりました。コルム・フィオールという役者さん、非常にチャーミングです。

知名度があるとか言いながらサリンジャーを読んだことはなくて、この映画を観て『フラニーとゾーイー』から読んでみたくなりました。

すっきりと観られる気持ちのいい映画でした。

 

そろそろ翻訳の仕事を再開したいと思っていますが、母と会ったので疲れもあり、もやもやとしながら過ごしています。

いろんなことが起こる中で、ちゃんと自分のやりたいことをやっていけるように調整したいものです。カウンセラーさんは、もう少し自分優先で過ごせたらさらに疲れにくくなり、やりたいことをする元気も出てくると言っていました。同病の友達も、自分の声を聞いて過ごせとアドバイスしてくれます。

これもカウンセラーさんに聞いたのですが、何かをして疲れがすぐ出るのは良いことだそうです。疲れたとか嫌だったとか、自分の気持ちがちゃんとわかるのは大切なことです。すぐに疲れが出れば回復も早いのです。以前は何か負荷の高いイベントがあってから1週間くらいして寝込んで不思議がる、というパターンだったのですが、今は昨日あれがあったから今日は疲れて当然だとわかります。

焦らずゆっくり回復して、結果なる早で翻訳に取り組めたらいいなと思います。