統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

「何もしない」の意味はそうだったのか

こんばんは。

 

昨日の体調不良は自律神経の乱れだったようです。深呼吸と足や腕のマッサージがかなり効きました。気温差が激しいから、体調管理に注意しないといけませんね。

 

研究の研究は、数日目にしてあんまり嫌じゃなくなってきました。毎朝やりたくない〜と思っていましたが、今日は平気でした。だんだん抵抗が小さくなるといいな。今日はアブストラクトを書く練習をしました。修論で書いたのに、全然何を入れるべきかわかっていなかったことがわかって、よく通ったな〜と冷や汗です。まだよく理解できていないけど、次へ進みます。

 

カウンセリングでは、びっくりの事実が明らかになりました。今まで何年も先生とカウンセラーさんに「何もしないで休んで」と言われてきて、横になって無になろうとがんばった結果そんなの無理じゃんと思って無視していたのですが、「何もしない」は「音楽を聴きながらお茶を飲み雑誌でもめくる」くらいの意味であったことが先ほど判明しました。それって「何もしない」じゃなくて「優雅に過ごす」じゃない……?何かに没頭しないでゆったり過ごし、頭を休めることが言いたかったようです。今まで何もしないようにとがんばっていたのは無駄な修行だったのです。「何もしない」の意味がわかって大変安心しました。これからは優雅に過ごすぞ〜!!!

 

もうひとつ安心したことがあります。私はゲームやアニメなどに熱中することが苦手でコンプレックスだったのですが、カウンセラーさんと話していてそのままででいいと思えました。私は昔から、やるべきことをやったら後はごろごろしている子どもでした。自分基準で「役に立たない」ことはあんまりやらないたちなのです。カウンセラーさんは、自分にとっての「大事」と「大事じゃない」がはっきりしているんじゃないかと言ってくれました。うまく表現できませんが、それで気持ちが落ち着きました。研究とか読書とか創作は「大事」で、一生懸命やるから、他の「大事じゃない」ことはちょこちょこと楽しめれば十分だと思いました。やっぱり夢中になれる人はうらやましいけど、私は自分を追い立てないことにしました。

 

心地よさを追求しろと言われて、自分がその時その時何をしたいか聞いてみることにしていたのですが、何をしたいかよくわからないことの方が多いのです。そう言ったら、上のようなことを言われました。わからないのは「何もしたくない」んじゃないかって。何かしなきゃと思っているから、その声が聞こえないんじゃないかと言われました。「何もしない」の正体もわかったので、これからはしたいことがなかったらお茶でも飲んでゆっくりします。

 

内容の濃いカウンセリングで疲れましたが、来週誕生日の友達にプレゼントを送るべく街をうろうろしました。買って、梱包して、郵便局に持って行って、なかなか手間がかかります。余裕がないときはAmazonからぽいっと送りますが、せっかくなので今回は心を込めてみました。

 

これで今週はやりきったと思います。みなさんもよい土日をお過ごしください。