統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

非生産的に生きてもいいけど

こんばんは。

 

また1週間が始まりました。

今週は読むものがたくさんあって忙しいぞと思っていたのですが、今日は調子が悪くて何もできませんでした。主に昼寝をしていました。眠れるだけありがたいです。

 

体の心配が有耶無耶になって、ほっとしたからまた活動できると思ったら、ずーんと落ち込んでしまい死にたいモードになりました。きっと先週気を張っていたから疲れが出ているのだと思いますが、ちょっとがっかり。体の病気がいちばん大変で、精神の不調とか贅沢だったと思ったのですが、それがやってくるとまた飲まれてしまいます。なかなか一気に変わることはないものですね。

 

つらい時に横になっていたら眠れるのは本当にありがたいです。疲れているんだと気づけます。以前は疲れていても脳が興奮して全然眠れませんでした。1日中体力と気力を蝕まれるような感じで、日に日に疲れが溜まっていきました。そして限界になって大きく落ちていました。今はそこまで行く前に休めるので、そのおかげで全体的な調子も底上げされてきたのだと思います。にわとりとたまごですが。

 

読まないといけないものは多いけど、絶対読まないと怒られるわけじゃないし、プレッシャーのない今の生活に感謝しています。非生産的に生きることも悪くないんだと、精神科医の方が書いておられました。世界はあなたにそんなに多くのことを要求していないという言葉にほっとしました。とりあえず生きていればオッケーか。

 

母親は無理に何かする必要はないと言ってくれるので、気が楽になります。以前はぜひ博論を書いてと言っていたけど、周りの人の考えもだんだん変わっていくようです。今は、何かしている人なんてほとんどいないし、働いている人だって半分くらいしかいないと言って安心させてくれます。ただ何も目的なく生きていくのは何か不運があった時にちょっとつらいなと今回感じました。つらくないといいなと思っているだけの毎日じゃなくて、自分なりの目的が見つかればいいなと思います。