こんばんは。
神楽坂にお出かけの日でした。
朝起きて、昼に備えて朝食は控えめに。いい天気だったのでベッドのシーツを洗濯して干しました。いつもは仕事をしたくないけど、お出かけ前に終わらせたくてさっさと今日のノルマをこなすことができました。
フランス料理にわくわくして、ふたりともいつもしないネックレスと香水を着けました。
電車を乗り継いで、お昼過ぎにお店に着きました。秘密なのですが、ラ・マティエールというお店です。前回妹と行った時に食べきれないほど量があったので、いちばん小さい、前菜とメインとデザートのコースを注文しました。前菜がわくわくで、私が寒ブリのマリネにサワークリームと柚子が乗ったもの。恋人がマグロにスパイシーなアボカドのディップとりんごを合わせたものを選びました。お刺身ではなく分厚く切った魚が日本料理と違う〜と新鮮でした。前菜でお腹いっぱいになるボリュームです。
メインは私が肉関係でいろいろと苦手なものがあるので、無難そうな牛ほほ肉の赤ワイン煮込みを頼みました。恋人は攻めて鴨のコンフィと豚足を合わせた料理にしました。これまで食べた牛ほほ肉の煮込みは繊維質だったのでそれなら食べられると思っていたのですが、ここのお店のはコラーゲンが逃げていなくてもっちりとした食感でした。おいしかったのですが、ちょっと苦手でした。恋人の注文は完璧だったようです。
デザートはふたりともタイムのブランマンジェにしました。これもたっぷりあって大満足。タイムはお料理に使うイメージでしたが、デザートともよく合いました。今日はがんばって私がご馳走しました。またこんな食事をしようねと喜んでくれたのでよかったです。帰りにシェフが小窓から挨拶してくださいました。気取らない感じで、思ったよりずっとお若い方でした。
レストランはおまけで、今日の目的はギャラリーの企画展でスープ用のボウルを買うことでした。一緒に来るのは初めてです。マンションの中にひっそりとあって、いつもこんなところにひとりで通っていたのかと感心しました。狭いお店ですが、恋人はいつまでもいつまでも器を見て、最終的に白い帽子のようなボウルを買いました。5000円もしたのでさすがに驚きました。店を出て歩きながら、「5000円の器買ったから嫌いになった?」と聞かれたので、「いや、お金持ちやな〜とは思ったけど」と言ったら、「家計が火の車なのに器買ってるのかもよ」と笑っていました。いつもはこんなに高いのは買わないそうです。帰って米のとぎ汁の中で煮て、テーブルに置いたら思ったより家に馴染んでいました。