統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

出張コーヒーと尾形亀之助の詩集

こんばんは。

 

昨日はちょっと疲れすぎて嫌な気持ちになり、ニューヨークでこうなったらどうするんだろうと心配でした。今朝は起きづらかったけど、1日元気に活動できたので、疲れを今日に持ち越さなかったみたいです。

 

午前中にはニューヨークの妹と電話して、お姉ちゃんは努力家だからとか、きっとばりばり研究しているんでしょうとか言われて、プレッシャーに感じました。妹を喜ばせたい気持ちは山々ですが、そのために生きているわけではないし、自分のペースを保ちます。

 

午後はいつもの喫茶店が戸外で出張コーヒー屋さんをやっていたので、天気もいいし応援に行きました。いつもはメニューにない鮮やかな色のフルーツゼリーがとてもおいしかったです。恋人がゼリー好きなので、お土産に買って帰りました。限定のブレンドも飲めました。普段お店では顔を合わせない常連さんや、通りすがりのお客さんもいて、いろんな話ができて楽しかったです。この喫茶店が好きで、遠くの駅から週末に電車で通っているという方がおられました。

茶店の人たちは、みんなちょっと変わっていて(というかたぶんいい雰囲気にリラックスして変わったところが出ているんでしょう)、私は私でいいんだと思わせてくれます。

 

出かけたついでに詩の本屋さんに寄りました。ちょっと見るだけのつもりが、やはり詩集を買ってしまいました。今回は尾形亀之助の、私の好きな詩人である西尾勝彦さんが選んだアンソロジーです。穂村弘さんのエッセイも買いました。冒頭を読んだら、こんなに短歌で活躍されている穂村さんが、天職がなくて悩んでいるという話にびっくりして。

父親から送られてくる本と、研究の本が多い本棚に、少しずつ私の好みで本が増えていくことがうれしいです。スペース的には全然うれしくないのですが。もう立てるところがなくて、文字通りの積読が増えています。

 

恋人に本を読めと言われるとそっちが読めー!と反発するのですが、やっぱり本を読むことは楽しいです。私が本が好きだから、もっと幸せになるように本を読めと言ってくれているみたいです。好きなものをたくさん読んで、自分の中でふかふかの堆肥にしていけたらいいなと思います。