統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

願い事手帖に書いたことが叶ってた

こんばんは。

 

今日も穏やかな1日でした。お腹は痛いのですが、心は平和です。

苦しくない毎日というのは、本当に久しぶりです。2年前までの自分に、あと何年か治療をがんばったら楽になるから、と言っても信じないと思います。朝起きた時から苦しくて、1日でも苦しみに休みがあればと思っていました。最近もつらい時もありましたが、だんだん短くなってきています。心(それか頭)が苦しくないのが普通かもしれませんが、10年苦しんだ後だと、冷たくて重い水がいっぱいのプールからプールサイドの陽だまりに上がったようにありがたいです。着衣泳で。

だから別に何のいいことがなくても、今日も苦しくなくてハッピーだなと感じます。それは結構幸せなことかもしれません。

 

恋人が在宅勤務で、一緒に昼食をとりました。よく行く店が、とうとうナシチャンプルー専門店に進化していました。今までの日替わりナシチャンプルーも懐かしいですが、これからは自分で乗せるおかずを選ぶことができるようになりました。今日はSサイズのご飯にあさりとえびと野菜のおかずを乗せてもらいました。ちょっと高くなったけど、これからも応援していきたいです。

 

午後は恋人の家でゲームする誘惑も感じましたが、最近もっと映画を観ようと思っていて、家でがんばってみることにしました。ウディ・アレンの『ハンナとその姉妹』を観ました。なんだかおしゃれだし、ちょっと軽やかで、短いのも良かったです。ウディ・アレンが演じるミッキーは病気と死を恐れてノイローゼ気味のキャラクターで、最初は全く私の妹じゃんと思ったのですが、途中から私もこういうところあるかも、と我が身を省みました。

 

ウディ・アレンは『レイニーデイインニューヨーク』を映画館で観て、おしゃれな街とニューヨーカーに憧れを抱かせてくれました。実は願い事手帖に、「ニューヨークに行ってウディ・アレンの映画のように過ごす」と映画を見た後書いていたのです(ほとんど忘れていました)。その後妹がニューヨーク駐在になり、このたび私も行けることになって、願い事が叶っていることにびっくりしました。いちばん叶いそうもないけど、いちばん具体的なイメージのある願い事だったかもしれません。ちょっとご利益を感じてしまいました!

 

これからスーパーに買い物に行って、夕飯を作ってもらいます。急いで行ってきます!