統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

「好きなように過ごす」ができた日

こんばんは。

 

しんどいのは昨日で懲りたので、今日は絶対に心の赴くままに楽に過ごすぞ!と朝いちばんに決めました。

話したかった人に話しかけ、賞味期限の近い食材を無視して食べたいものを食べ、いい天気なのに出かけずに引きこもっていたら、すごく省エネで過ごせました。

自分のしたいように過ごすと心は楽なんだな〜と感心しました。

私はのんびり暮らしなのでこうしようと思えばいつでもできるのですが、いつもは何かに遠慮しているのかな。自分縛りがある気がします。

そもそも調子が良くないと自由な気持ちにならないから、鶏と卵です。

 

恋人は今日めずらしく嫌な気持ちだと言っていました。何もかもめんどくさいと、昼休みに電話をくれました。誰にでもそういう日はあるんですね。

原因は思いつかないそうで、セロトニンが足りないとかかなあと話しました。人間は機械じゃないけど、何かの物質の都合で気分が変わることは、病気になってつくづくわかりました。自分が思っていることは、本当に自分が思っていることとは限らないんですよね。

夕飯は一緒に食べられそうなので、ゆっくり会話してセロトニンやらオキシトシンやらをたくさん分泌させたいです。

 

午後は友人に薦められた映画を観ました。『ニューヨークの恋人』という恋愛映画です。人を信じるって難しい。

私は恋愛において、相手を100%信じることってなかったなと反省しました。いつも別れてもいいように予防線を張っています。

今の恋人も、どうせいつか私に飽きるだろうと思っていましたが、なんやかんやで11年。私が心を預けないのにも関わらず、愛情を注ぎ続けてくれました。これからは、私ももっとなんとかならないといけないと思いました。

具体的な方法はわからないのですが。

とりあえず友人に感想を送りました。

 

好きに過ごせてよい1日でした。いつもは落ち着いていなかったり、つらかったり、焦っていたり、なかなか自由に過ごせません。今日もいつも通り何もない日だったけど、心の中では何かが起こったのかもしれません。