統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

東京の家で今年最後の日

こんばんは。

 

東京での今年最後の日も静かに暮れようとしています。いろいろと気になっていたことも片付けられました。小説の箱書きを書いたり、お土産を買ったり、大掃除で残っていた窓拭きをしたり。街に新しくできたうどん屋さんにも行きました。奮発して肉うどんを注文。奥さんの作るうどんはとてもおいしかったけど、接客するご主人が癖強めだったなあ。ひとりではあまり行きたくない。

 

午後は喫茶店に年末の挨拶に行きました。母親のリクエストで普段飲まない苦味の強い豆を買ったので、実家で淹れるときのためにマスターの淹れた味を飲んでおこうという目的もあります。そう言ったら、マスター流のおいしい淹れ方をレクチャーしながら淹れてくれました。豆の上に「お湯を置いていく」と言っていたのが印象的でした。でもいちばんは気楽にやることだって。お湯の温度も、ドリップの仕方も、いろんな好みの人がいて自由なんだそうです。昔は苦くて飲めなかったブレンド、今日はおいしかったです。

 

今年は新しい家で同居人と暮らすことにだんだん慣れました。毛が逆立っていた去年の今頃を思い出すと、よく慣れられたなと適応力に感心します。カウンセラーさんはまだまだお互いがんばっているはずと言います。もっと自分を出してもいいと。そして、私の世界も家からだんだん外に広がっていくはずと言ってくれました。家に集中するんじゃなくて、帰る場所になるように、来年はもっと活動的になってみようかな。

 

明日は8時間の移動、がんばります。新幹線で観られるように、ドラマを2話ダウンロードしました。ちょうどクリスマス、お正月回でラッキー。本とゲームももちろん用意。妹が隣にいるのですが、ずっとしゃべっている元気もないので暇つぶしグッズは大切です。本当は小説を書いていたらいちばん時間が経つんだけど、妹にばれたくないので我慢します。最近少し腰が痛いのが心配ですが、なんとか元気に帰れますように。盆は風邪を引いて帰ったので、年末はマスクを欠かさず人混みも避けました。家族が全員健康な年末年始を希望……!

 

荷造りは毎回iPhoneのメモに持ち物リストを作って、それをアップデートしながら使っています。だんだん荷物も洗練されてきたはず。母親にはコーヒーと紅茶、父親にはチーズ、祖母にはお年玉っぽく包まれた飴を買いました。大したお土産はないけど、実家でみんなと思い出を作れるのがいちばんなはず。気を遣いすぎず、自分の時間も持つことを忘れず、いい調子で過ごします。