統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

ひっそりと誕生日を迎えました

こんばんは。

 

今日は日曜日なのでミサがありました。亡くなった祖父のために祈ってもらえるようお願いしていたので、教会嫌いの末っ子も連れて家族みんなで行きました。よく典礼を間違えるイタリア人のお年寄りの神父さんですが、祖父の名前はちゃんと読んでくれました。ミサの後、ニューヨークの妹が帰ってきていることでちょっとした騒ぎになって、教会の人たちと写真を撮りました。

 

また今日は私の誕生日でもあります。ばたばたしていて自分でもほとんど忘れていました。家族みんなに祝ってもらえてラッキーです。末っ子が朝から料理をしてくれていて、素敵な夕飯になりそうです。アペロといって、夕方からだらだらとお酒を飲んで少しずつ食べて、夜まで楽しむフランスのスタイルみたいです。

 

料理の合間に、昨日妹たちが車から見たという新しいカフェを探して散歩しました。ないね〜、たしかに見たんだけどね〜と言いながら20分くらい歩いて、やっとそれらしき店を見つけて大喜びしたのですが、入ってみたらケーキ屋さんでした。少しがっかりしましたが、コーヒーをテイクアウトできたので、クッキーを少しとコーヒーを買って帰りました。末っ子はさんざしジュースに挑戦しました。家でゆっくりいただきました。おいしい抹茶クッキーでした。

 

35歳になったわけですが、これからはどんな生活が待っているのかなと楽しみであり、少し不安でもあります。でも病気はどんどんよくなってきているから、生活も充実していくのではないかと思います。上向いているという感じが10年くらいなかったものですから、久しぶりで不思議な感覚です。健康に気をつけながら、できることにはどんどん挑戦していきたいです。

 

真ん中の妹はこれからもニューヨークでがんばるし、末っ子は待ちに待ったフランスのワーキングホリデー受け入れ再開のニュースに躍り上がっています。私は日本でこつこつと勉強するのみですが、最近は腰を据えて勉強しようと思えるようになったので、それだけでも大きな変化だと感じています。吾三十有五にして学に志す。だいぶ遅いですが、自分の人生を生き始めた感じがあります。