統失大学院生のしょーんな日常

どこかの大学院の博士課程に長々と在籍している統合失調症の患者が毎日どのように暮らしているのかご報告します。リハビリのためにできるだけ毎日書くことを目指します。

みんなと話したら元気になりました、ありがてえ

こんばんは。

 

今日は人とたくさん話した日でした。みんなに助けられました。

 

気を紛らわせるために喫茶店でお昼をとって、マスターご夫妻と話しました。40代半ばのお二人はお兄さんお姉さんという感じで、いつも優しくしてくれます。お客さんも落ち着いていたので、今度来る映画の話とか、部屋探しのこととか、笑いながらたくさん話しました。

 

午後は診察とカウンセリングでした。

診察では、子宮筋腫は放っておいてもそんなに心配ないことや、薬での治療が妥当であることなど、安心できる話をしてもらえてよかったです。精神科の薬との飲み合わせや、病気の症状などをしっかり伝えておくように言われました。やるべきことがわかって少し前向きになれました。

 

カウンセリングでは、私のストレスの半分くらいわかってもらえた気がします。私と同じような注射恐怖の患者さんがいて、腕にアルコール消毒をして尖ったものでつつくという練習をしていたことを教えてくれました。あまり効果はなかったそうです。つらいかもしれないけど、今の経験からコーピング方法などいろんなことを学べるんじゃないかと言われました。私は何もしないで生きているとつらいことが起きた時に我慢する理由が見つからないと言ってみたのですが、何かに依存するのは良くないけど生きる理由みたいなものを探してもいいかもと応えてくれました。

 

帰ってからは以前からお世話になっているシスターとビデオ通話する約束がありました。シスターは病気だらけのおばあさんなので、病院が怖いことは案の定鼻で笑われたのですが、生きることのつらさはわかってくれて、良いお話をいろいろとしてくれました。宗教的な話をしているうちに、自分でもびっくりするほど心が晴れやかになりました。カウンセラーさんたちのおかげもあったと思いますが、結局生きるか死ぬかとかいう時は宗教が助けになるのかもしれないと思わされました。全然理屈じゃないのですが、苦しみと共に生きることに納得できました。私は全部を覚えていないし、イメージでしかないのでブログで共有することは難しいのですが、宗教の力を感じました。

 

やばめの宗教に勧誘されているわけではなく、私は幼児洗礼のカトリックで、今は亡き地元の司祭から紹介されてこのシスターに霊的指導を受けているのです(霊的指導って字面がやばいな)。普段はただのおしゃべりなのですが、必要な時にはこうして助けてくれます。祖父母や親がくれた宗教で、一度は心が離れましたが、こうして助けられていることに感謝しています。